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インターネットとウェブとITの違い


前記事とタイトルが若干違いますが、

折角書き直すんだったらヤル気のあるうちに書いてしまおう!

だったら内容もっと追加してしまおう!ってことでITを追加した。


いずれにしても今更な内容なのは否めないところなのですが、

どうもこの辺りを理解せずに言葉を使っている社会人が意外に多く、

特に業界内の営業マンや業界志望の就活生の多さに辟易していて

他方で、久し振りにブログを再開した自分自身に対しても

しっかり初心に立ち返ろうという自戒の念も込めてね。



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【1】「インターネット」とは


インターネット(The Internet)とは、文字通り

「相互に(inter)接続されたネットワーク(network)」です。

さらに具体的には、

「複数のネットワークをTCP/IPを利用して相互接続したコンピューターネットワーク」

のことを指します。

このネットワークを使ったサービスの最たるものがWWW(World Wide Wed)で

いわゆる「ウェブ」と言われるものです。


しかし、それ以外にも電子メールオンラインゲームクレジット電子決済等も

インターネットを使ったサービスの一つで、

通常はこれらの総称として「インターネット」という言葉が用いられています。



Internetの歴史は意外に古く、初めて登場したのは1960年です。

日本で初めて登場したのは1984年、商用に利用され始めたのは1988年。

世界中で爆発的に普及し始めたのは、あのWindows95が世に出た1995年。

現在世界でのインターネット普及率は約25%と言われており、

日本の場合、普及率が約75%で世界第15位、アジアでは韓国に次ぐ第2位です。


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【2】「ウェブ」とは


先述のとおり「ウェブ」とは、WWW(ワールドワイドウェブ/World Wide Web)の略称で

複数のドキュメント(文字や画像)を相互に結びつける

情報通信技術(ハイパーテキストシステム)
です。



たとえば、アナタのPCにも入っているWordアプリケーション(もしくはExcel)を使えば、

ドキュメント内にテキストや画像を載せることはできますし、

他のWordファイルへのハイパーリンクを張ることもできます。

仮に元のWordファイルをファイルX、ハイパーリンク先のをファイルYとし、

ファイルXをAさんに電子メールに添付して送信とします。


ファイルXを受け取ったAさんは勿論ファイルXを見ることはできますが、

ハイパーリンクの張られた先にあるファイルYを見ることはできません。

何故ならファイルYのデータはアナタのPCにしかないんですから。

当然と言えば当然ですよね。


でも、「ある条件」を設定してAさんにもファイルYを見られるようにしたり、

ファイルXを送っていないBさんやCさんにも自由に見られるように出来る

とすればどうでしょうか。


それを実現したシステムこそ「ウェブ」であり、

また、そのようなファイルXやファイルY等を「ウェブページ」と呼びます。


そして、ウェブを実現する上で必要不可欠なコンピューターネットワークが

「インターネット」なのです。



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(※ここから少し脱線、しかも長い)


上記「ある条件」が、「プロトコル(Protocol)」と呼ばれるもので、

もともとは「規則、手順」という意味で広く用いられていたものが

情報工学分野でも用いられるようになりました。

先述のTCP/IPやHTTP、FTPのPがプロトコルのことです。


コンピューター相互にやり取りするとサラっとに言っとりますが

世界中のコンピューターが同じメーカー・機種であるハズもなく、

そんなに簡単なものじゃありません。


日本人とアメリカ人がコミュニケーションを取るようなものです。

とすれば、予めどのような「言語」、どのような「方法」を用いて

コミュニケーションを図るのか約束事を決めておく必要があります。

これをコンピューターネットワークに敷衍したのが「プロトコル」で

その代表たるものがIP(Internet Protocol)なのです。



また、先の例で「英語」を使って「手紙」でやり取りする場合にも

相手の住所を知っていなければならないように、コンピューターも

自分や相手方の「居場所」を明示していなければアクセスできません。

IPを使ってこれを明示したものが「IPアドレス」です。


たとえば、Yahoo!JAPANのホームページは「124.83.203.233」です。

1から255までの4つの数字の組み合わせで表示されます。

何故、255までなのでしょうか?

その昔、ファミコンというものが流行ったことがあります。

ファミコンは8ビットで動いていたんですが、二進法を用いて8桁分、

つまり0と1の組み合わせで8桁分の表現方法が8ビット(=1バイト)です。


IPアドレス全体では32ビットなのですが、これを4つのセグメントに

区切っているため、1つあたりは8ビットになるわけです。

2進法だと「00000001」から「11111111」までですが、

10進法に置き換えると「1」から「255」になります。だから255まで。

(計算方法は簡単で、2の8乗から1を引けば出せます)


Yahoo!JAPANのIPアドレスが「124.83.203.233」なので、

2進法に置き換えると「01111100.01010011.11001011.11101001」です。

とは言え、90年代後半から爆発的にインターネットが普及し、

早くも昨年にIPアドレスの空きがなくなりました。(数で言えば42億強)

従来の32ビットのIPv4で対応できなくなり新登場したのが128ビットのIPv6です。

IPv4は42億でしたが、IPv6になればその数340潤(2の128乗)です。

ちなみに340潤は、340兆の1兆倍の1兆倍にあたる数だそうです。


ただ、こんな01表示で分かりやすいのはコンピューターだけで、

人間同士で01だけで伝えても分かりにくいし、ミスも多くなる。

自分の住所を緯度と経度だけで相手に教えるようなものです。

そこでもっと人間にも分かりやすい表示方法を!ということで

生まれたのが「DNS(ドメインネームシステム)」、通称「ドメイン」です。

Yahoo!JAPANの場合には「www.yahoo.co.jp」と表記されるものです。


というのが一例で、その他にも色んな階層で色んなルールに従って

コンピューターネットワーク間でのやりとりを実現しています。

プログラミング言語はそのルールに従って表現するためのもので

英語みたいなものでズラッと書かれているものです。

これを人間が見やすい形に変換してくれるアプリケーションソフトウェアが

IEやChrome、Firefox、safariなどの「(ウェブ)ブラウザ」です。

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閑話休題。。。


「インターネット」も「ウェブ」もほぼ同義で使われていますが、

このようにそもそも次元の違うものです。


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【3】「IT」とは


最後に「IT」です。

ご存知の方も多いですが、ITは「Information Technology」の略称です。


ちょっと難しいですが厳密な定義としては、

 「特にソフトウェアによる業務やコンピュータのハードウェアなど、コンピュータを

 ベースとした情報システムの、教育、設計、開発、
適用、実装、保守、管理」

のことを指すそうですが、もう少し簡単に言えば、

 「コンピューターやデータ通信に関する基礎から応用までの情報技術の総称」 

です。



具体的には、これまでのインターネットやウェブも手ぶらでは何も出来ません。

PCや携帯電話等のコンピューター端末(ハードウェア)が必要です。


しかし、ハードウェアだけであっても中身が空っぽだったらやはり使えません。

起動させるためにOS(Windowsなど)がなければなりませんし、

様々な作業を行うためのアプリケーションソフトウェア(ソフト)が必要になります。


インターネットでECサイトにアクセスしてクレジット決済を行う場合にも

電子決済システム(Paypalなど)を開発・実装させていなければなりません。


私たちがインターネットを単に活用できるだけでなく、

より便利に、より効率的に、より簡単に、より速く活用できるようにしているのが

IT(Information Technology)であり、上記のようなハードやソフト、システムを開発し

情報技術を発展・応用させているのがIT企業です。

よくよく耳にするマイクロソフトやアップル、グーグルは全てIT企業。



なので、見た目はよく似たITコンサルタントとWEBコンサルタントという

2つの職業の間には実際には非常に大きな違いがあります。


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【4】最後に


かなり断片的な説明にとどめた部分も多分にありますが、

必要ありそうな部分は日を改めようと思います。

以上が「インターネット」と「ウェブ」と「IT」の違いです。


日常会話として使用するくらいには、ごちゃ混ぜにしても構いませんが

このような言葉を用いたりするようなビジネスシーンであったり、

IT企業を志望する学生が企業面接時に志望動機を伝える際には、

願わくば、この程度の違いは明確に意識して使って頂きたいなと思います。



(続)