ごきげんよう。

 

 

 

リクエストのあった話。

 

 

 

 

小学校低学年くらいだったある日、テレビを観ていた時のこと。

なにかの特集で、西洋甲冑が映った。

 

『あ、これ着てた』

 

って、思ったのが最初。

 

でも当時のわたしは、母親も含めて自分以外は「人間のお面」をかぶった「人間のふりをしている鬼のようななにか」だと信じてて、(お手洗いに行くときに「しっこ行ってくるね(だからお面外しても見てないから安心してね)」って絶対声かけてから行くようなナゾの気遣いをする)安心感皆無のファンタジーな世界にいたので、空想と妄想と現実がよくわかってなかった。

 

 

その後高校生になって、本屋さんでアルバイトしてた時に、西洋の牢屋の写真が掲載されてた本をみて、言い知れない恐怖で心臓がバクバクして、ここ知ってる!って感覚に襲われたんだよね。

 

似てるのは、天空の城ラピュタでパズーが捕えられていた牢屋。

 

石組の分厚い壁で出来てて、細いスリットみたいなところから、すこーしだけ外が見える。

 

湿った、暗い、絶望でしかない場所。

 

 

今でも好きなバンドなんだけど、よくCDを聞いていた。

ある曲の中で「ジャンヌダルクになれない 飼い慣らされた幻想」っていう一節が妙に耳に残ったので、「ジャンヌダルクとはなんぞや?」ってちょっと興味を持って、伝記的な本を読んでみたら動機が止まらない。変な汗が出る。

最終的に火あぶりになるシーンでは、そのまま追体験して、数日ぐったりしてた。

 

当時、小説を読んでは「その世界」に入り込んでいたので、その一環だと思ってたんだよね。

 

 


 

 

それから何年もたって、あるスピリチュアル系のブログをきっかけに、その中で紹介されてる人、またその中で紹介されてる人、って、点々と追っかけていたんだけど、その中で「この人の能力はホンモノだ」って思う人がいた。

 

『この人すごい、会ってみたいな』って思ったら、「地元の榛名神社に参拝した」って記事があって、『地元なの?!』って驚いたら、当時仕事中によくサボってた大型本屋さんの裏にサロンがあることが判明。

 

その人(仮にA氏(男性)とします)が、前の記事でセッションを受けた人で、結局そのサロンでレイキの伝授も受けたんだよね。

 

その人きっかけでmixiを始めて、つながりが出来た人が6-7人くらいいたんだけど、その時に全員が次々に「元ジャンヌ=ダルクだった」って記事をあげるという、異常事態を目にした。

 

何度目かのセッションの時、その話をしたら(そのひとも書いていたので)「自分だってそうだよ、気付いてないの?」って言われてビックリ(笑)

 

あぁ、今までのはサインだったんだ。って思ったんだよね。

 

腑に落ちたっていうか。

 

 

 

 

誤解のないように補足しておくと、過去世って言うのは、丸ごと本人だったわけじゃなくて「その人の記憶・エッセンスを持ってきた」って言うだけなので、「元○○」が何人いても誰かがニセモノってことじゃなくて、A氏いわく「大天使ミカエルのグループ」っていうくくりなんだそうな。
 

へぇ、天使も派閥なんてあるんだwって感じで、その時のスピリチュアル界隈では「光と闇の戦いが終わって、ルシファーは光に戻りルシフェルとなっている」ってのが通説だったんだよね(笑)

まぁ、陰陽統合したってヤツ。

 

 

「上なる如く、下もまた然り」で、高次元のエネルギー場で起きてたことが、20年経って、いまようやく現象として目に見える形になってきたって感じなのかな。 知らんけど(笑)

 

 

大天使ミカエルとはその後、ライタリアンエンジェルリンク™で四大天使+セラフローズオーラと繋がって、レイキの時にサポートしてもらってる存在になってる。

 

 

 

 

その後は、311があってA氏が九州へ引っ越したり、なんやかんやで疎遠になったんだけど、フランスのモンサンミッシェルへ行きたいっていう想いはずっと抱えてたんだよね。

 

 

大天使ミカエルが建てさせたって伝説の聖地。

 

 

また数年たって、とあるきっかけで開業医の奥様と知り合い、そのクリニックのホームページ製作とか請け負ってた時期があったんだけど、その時に待合室に置いてあった「世界遺産」っていう雑誌を見ながら「モンサンミッシェルに行きたいんですよね。」って世間話をしたことがあった。

 

そうしたら、奥様「じゃーいきましょー!」とか言って、本当に連れてってもらったんだよね。

奥様のカバン持ち&ババたち(2人)の世話係として(笑)

 

 

モンサンミッシェルって、潮の満ち引きで姿を変えるので、「どうしても海面に浮かぶ姿が見たい!」って、そこだけリクエストした。

 

モンサンミッシェルに滞在するのが満潮(満月か新月)の時じゃないと見られないので、該当するツアーが限られてる。

 

奥様は、他に行きたいところがあったらしいんだけど、その場所に行くツアーは新月が滞在のタイミングじゃないから「よくわからないところに行くけど、第二候補の日程ので予約したわ」って聞かされた。

 

「ありがとうございますー」って言って、内容なんか確認しなかった。満潮にモンサンミッシェルにさえ行ければよかったから。

どうせあとは、ババたちのお守(自由はない)だし。

 

 

ツアーなのでツアコンさんが朝、バスの中で当日のルートの説明をしてくれる。

 

その中で「あと今日はジャンダルクの生家に行って、ゆかりの地をまわりますー(奥様が言ってたよくわからないところ)」って聞いて、腰が抜けるほど驚いた(笑)

 

マジかよ。まさか!!

ヤバい、ドキドキが止まらない。血の気が引いた。

 

幸い、すごい広いバスだったので、ひとりひとボックスみたいな感じで座ってた。

 

動揺しながら車窓を眺めてたら、急に涙がボロボロあふれてきて、どうにも制御できなくなった。

 

『あぁ、帰りたかったのか。ここに。』

 

って、妙に納得した。

 

泣いてる姿なんか見られたら、体調不良か?薬飲め!って言われかねないので、なんとなくごまかしながら落ち着きを取り戻した。

 

 

そうか、それが目的なら、って、フリータイムの予定は何も立ててなかったけど(ババたちの言いなりになると思ってたので)、「ちょっと行きたいところが出来た」って、勇気を出して断った。

 

ジャンヌの像があるところを出来る限りまわろう!って思い立って、ツアコンさんに聞いて、地下鉄の乗り方を教えてもらって、地図見ながら2-3か所は行けたんじゃないかと思う(失念w)。

 

で、最後に「自分、よくがんばりました」って、エッフェル塔(これは趣味)の下に行って、思わぬ里帰り(?)となった怒涛のフランスツアーは無事終了(笑)

 

 

 

***

 

 

 

これを書くにあたって思い返してみたけど、やっぱりここでも「話を聞いてもらえなかった」「わかってもらえなかった」っていう、想いがよぎる。

 

 

本当のことを言うと、結果ひどい目にあう。

でも誰も恨むことが出来ない、無念って言う感じかな。

 

 

 

 

いつの頃だろう、忘れたけど、かなり小さい頃から「出家」にあこがれていた。その時は尼さんの方ね。

 

ただ「剃髪」に抵抗があって(坊主頭が苦手)二の足を踏んだんだよね(笑)

 

その後は、高尾山で修験道したい!とか、いっそシスターになりたい!とか、人間関係でゴタゴタするなら、すっぱり神に仕えてしまった方がいいと。

 

俗世間から逃れたい「逃避グセ」は今も健在(笑)

 

で、なんでシスターにならなかったかというと、「どの業界でも人間関係はある」って知ってしまったからなんだけどね(苦笑)

 

 

 

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本来のあなたを、占星術からひも解きます。

ご自身の楽園(理想の未来)が現実化するプロセスをお楽しみください。

 

Botanical-Lab(ボタニカルラブ)