今日は高校生の僕とフットボールについて、振り返りたいと思います。
とある大学の付属高校に進学した僕は、サッカーも野球も中途半端じゃないかと自信を持てず、テニス部などを経て結局帰宅部に入部しました。
その分、友達とたくさん話したり、遊んだりしてました。
そんな高校生活を送っていた2年生の時、日本中がフィーバーに沸いていた時、僕は病院のベッドで首を固定して寝ていました。
埼玉スタジアムで鈴木選手のゴールを見たり、パブリックビューイングで仲間と喜んだり、渋谷のスクランブル交差点で、誰彼構わずハイタッチをしたり、スタジアムにいる海外から来たサポーターと交流したり、全くできませんでした。
理由は、その年の5月に高校で行われた学年のスポーツ大会で、盛り上がりクラスメイトに胴上げをされて、体育館のフロアに叩きつけられて、頸椎靭帯損傷、全身打撲を負い、入院を余儀なくされたからです。
胴上げは、とても高かったです。1度目はみんなの手が届く範囲内でしたが、2度目は、高校生のあや餌というか理由は今でもよくわかりませんが、1番高く上がった時、バスケットボールのゴールが目線の下でした。あとは、吸い込まれるように叩きつけられました。
大好きなサッカー日本代表を応援したい、海外の人たちとコミュニケーションをとってみたい、何よりもワールドカップを体感したいという願いは果たせませんでした。
頸椎を痛めたため、テレビ観戦の姿勢も辛買ったことをよく覚えてます。また、病室なので、当然大きな声を出せない。誰かと歓喜を共有できないもどかしさがあったことを強く強く覚えてます。
そんな中、地元の友達で今はギターリストのW君がわざわざお見舞いに来てくれて、一緒に日本代表線を応援しに来てくれました。
「ともぞう、一緒に応援しようぜ」
本当に嬉しかった。
自分が思い描いたような形で、日韓ワールドカップを体感できなかった悔しさが、そのあとの僕をよりサッカー日本代表の熱狂的なサポーターへ押し上げていったのだと思います。
きっと今、目が見えにくくてもスタジアムに足を運び、選手へ声援を送ることが好きなのは、あの時の経験があるから、臨場感を体感することがいかに楽しいことなのか、フットボールの魅力に惹きつけられているからだろうなと思います。
イギリスでは、フットボールの母国の熱狂もフットボールの文化の一部として体感して来たいと思います。