筑波大学大学院に進学して、早半年が経ちました。
研究室の活動やロービジョンフットサルを通じて、多くの方々に出会い、成長させてもらうことができました。
そして、多くの子供達にも出会い、たくさんの笑顔をもらいました。
ここで少し、これまで自分が歩んできた道を振り返ってみます。
小中高大と口腔内裂傷、骨折、頚椎靭帯断裂、粉砕骨折。
1度目の大学生では、ライフセービングで出会った最高の同期や先輩、後輩に恵まれ大学生活を送るも、思い悩む日々に突入し、留年を繰り返した。
一念発起し、赤坂のレストランでソムリエを目指し、素敵なスタッフに囲まれて、仕事に打ち込むも、突然の視力低下。
そして、突然、視覚障害の弱視(ロービジョン)となる。
2度目の大学生活を筑波技術大学で送り、理学療法学を学びながら自らの心のリハビリをする。
ロービジョンフットサルに出会い、人に感謝することの大切さを学び、自分に自信(=可能性)を持てるようになる。
筑波大学大学院に進学し、自分の可能性をさらに広げるために学び続けている。
話を元に戻すと、僕と同じようなキャリアを歩んできた人は、なかなか見つけることはできない。
だからこそ、こんな僕にできることがわかりました。
「子ともたちに自分の可能性を信じられる未来、社会を創りたい。」
そして、弱視・ロービジョンである僕がチャレンジし続けることで、特に弱視・ロービジョンの子どもたちにいろんな選択肢を残せるのではないか。
自分の過去・現在・未来がつながりました。
創りたい未来、社会には、多くの人たちの力が必要です。
そのために、これからも多くの人たちに出会い成長し続けたいと思います。