昨日亡き父について、
知人の霊媒師さんのお話を書きましたら、
予定外に今日の午後、
ゴールドコースト病院を訪れることになりました。
もう１４～５年絶縁状態だった
元夫のお父さんが心臓発作で倒れたというのです。
近郊の町に暮らしながらも、
長いこと絶縁状態になってしまったのには、
離婚でかなり大変だったことや、
私がシングルマザー時代、
行方をくらました元夫のために娘のパスポートなどが
更新できなかったり、
養育費を全く支払わなかったりという、
かなりタフないきさつがあったためです。
でも、今は昔。
私も再婚して１４年目、幸せに暮らしておりますし、
娘は健康に素直に育ってくれ大学生に。
正直、前の結婚や離婚に関して思い出すことが
ほどんとないほど多忙な毎日でした。
成人した娘は、過去の私の離婚時代の大変さを気遣ってか、
わたしには詳細を告げずに、数年前から元夫の両親、
娘にとっては、実の祖父母と会っていたようです。
そんな中、娘が２日ほど前に、
私に告げたのは、７５歳になる
元夫のお父さんがひどい心臓発作で
救急病院に運ばれたらしいということ。
かつての義妹がその日のうちに
うちの娘にメールで知らせたようでした。
元夫の家族とはすっかり疎遠の絶縁状態。
離婚の時、
シングルマザーの時代、
精神的にかなりひどいことをされ、言われたりしたこと。
そんな事がわずかに思い出されてきて。
悔しいのだか悲しいのだか理由がわからない複雑な
気持ちがこみ上げてきましたが・・・。
不思議と私の口からできてきた言葉は、
ごめんなさい、
ゆるしてください、
愛しています、
ありがとう。の
ホ・オポノポノの言葉でした。
どうか痛みに苦しんでいませんように。
自然とそのように祈ることが出来た自分にもびっくりしました。
確か彼は２０００年頃に、
大腸がんを克服したこともあったはず。
娘に聞くと、最近血液の癌が再発して化学療法を
定期的にうけているらしいということもわかりました。
今回の心臓発作でわかったことは、
心臓の大きな血管の４つの内３つがブロックされていて
心臓バイパスの手術が必要になるかもしれないけれど、
その手術に耐えられる体力があるかという難しい状況のようでした。
そして、今日の午後、
娘からの電話で今、娘が病室にいること、
そこにはかつての私の離婚時に壮絶な思いをした
元夫のお母さんもいるとのこと。
「それでママ病院に来られる？ママの気持ち次第でいいのよ」 と
娘はとっても冷静にわたしに判断をまかせてくれました。
ここで色んな事を水に流して、
胸の中のわだかまりや、
怒りや失望などを全て手放すチャンスが訪れたのです。
長々と準備をしている時間はありません。
もし、、急に容体が変わっても
私はこの先、一生再会することもなく、
会話することもなく、やりすごすこともできたかもしれません。
私とはかつて家族だったことがある、今は他人である彼ら。
けれど、娘はしっかりと彼らのDNAを受け継いでいて
娘にとって血のつながった家族であることには変わりないのです。
それに彼らと、その息子である元夫に出会っていなければ、
娘の今はこの世に存在していないわけです。
私も年を重ねて人が丸くなったものです。
そのついでに元々緩かった涙腺は、
最近さらに緩くなりました。
あわてて駆けつけた病室で
かつての義両親、義妹と再会した時は、
自然と昔はそうだったように、
お互いにハグをし、
笑顔絵を交わし、
恨みでもない、怒りでもない、
ただただ懐かしいというか、
私には浄化の涙が流れて止まりませんでした。
誰かを許せないと
きっと一番つらいのは自分です。
誰かを無条件に許せると憎しみはニュートラルになり
心も体も軽くなって、感謝の気持ちが湧き上がってきます。
予想していたよりはるかに状態が良さそう。
懐かしいおやじギャクも出てきたし、
顔色もよさそうです。
意識不明でたくさんの管につながれているのではないか、
というようなイメージで駆けつけただけに、
なんだか本当にほっとしました。
もしあなたがひどい仕打ちで長年誰かを許せないのなら、
ホ・オポノポノの言葉をつぶやいてみてください。
許せない相手に
ごめんなさいなんて言えない！
ましてや愛していますなんて言語道断とおもう方も
どうが、つぶやいてみてください。
そして、そっと自分の胸に手を置て、
自分の気持ちの変化に思いを集中してみてくださいね。
もういちど言いますね。
誰かを許せないと
きっと一番つらいのは自分です。
そろそろ、楽になりませんか？