私の日本滞在が予定外に延びています。
胃がんの父の容態が思わしくありません。
さて。
またどうやら人生のピンチ赤ランプが点灯しているようです。
前回の人生赤ランプは今から2年前。
日本でのホリデーをすごして
オーストラリアに帰国した直後に実母の危篤の電話が入りました。
取るものもとらずに駆けつけた日本でそれから病院への往復生活が
始まりました。
このとき強く感じたのは日本で暮らしている両親の老いでした。
当時オーストラリアで会社勤めをしていた私ですが
個人的な理由で何度も休暇届を出すわけには行かないわけで・・
どうしたら時間の自由を手に入れられるか?
ずっと母の病室で考えていました。
案の定オーストラリアに帰国すると私の席はすでになくなっていました。
2年後の今。
その悩みは解決しました。
私は必要なときに両親の元に駆けつけることのできる
自由を手に入れることができました。
そして会社勤めという安全地帯から追われるようにして
独立起業。
ピンチはやはりチャンスなのです・・・・。
私は不仲の両親の元に生まれた自分の運命を嘆いてはいません。
むしろ反面教師として自分の両親とは180度正反対の生活を手に入れました。
自分が不幸な星の元に生まれた運命を嘆くか?
それともそれをバネに運命さえ書き換えるか?
私は子供のとき突然失った父との過去30年を取り戻すかのように
父との残りの日をすごしています。
さてこのピンチどうする?