周囲わずか16キロ。漁船で30分もあれば一周できてしまいます。
島民は300人しかいないので、みんな知り合いで、外から来た人はすぐに分かります。
今この島は、エコツアーのできる島として注目されています。
都内で一番大きなスダジイが生える島。
日本最大のオオミズナギドリのコロニーがある島。
そして、世界一イルカに会う確率が高い島。
島の名前は「御蔵島(みくらじま)」といいます。
伊豆諸島の真ん中に位置し、大都会東京から200キロ離れていますが、これでも東京都の住所なのがおもしろいところです。
去年の海の日に初めて行って以来、僕はすっかりこの島の魅力に取り付かれてしまいました。
海がきれい
森が深い
生きものたちの息吹が濃い
そして人があたたかい
もちろん、水も空気もきれいで、食べ物もおいしい!
釣り人や自然好きにはたまらない環境でしょう。
なぜ僕がこの島に行くことにしたのかというと、イルカと泳ぐためです。
世界各地にイルカと出会えるポイントがありますが、餌付けされていたり、逆に洋上を一週間旅しても一回見られるかどうかだったり。自然状態のイルカといつでも出会えるポイントはほとんどないと行ってもいいでしょう。世界を旅してイルカの写真集も出している写真家の吉野雄輔氏によると、この島は世界で一番イルカに会う確率が高い島なのだそうです。
これから何回かに分けて、この島の魅力とそこでであったこと、感じたことを綴っていきたいと思います。

島に着くまでに、船上から撮った写真の一枚。
前線が発達している様が見事でしょ。

ぼくが「お椀島」と呼ぶわけが分かって
いただけると思います。