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クリエイトブックス

本を出版したい人を応援しています!ブッククリエイターのオカビーによる「本」と「人」と「自然」との出会い

午後からは、もっとも楽しみにしていた訪問先のひとつ、カイロの考古学博物館ヘ向かいました。
ここはエジプトの宝であり、世界の至宝の宝庫です。

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そんなに大きい建物でもないのですが、ここでしか見られないものがびっしり。

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猫もエジプトっぽい感じ。

長いエジプト文明の歴史が体系立てて展示されていて、とても1日や2日では見切れないのですが、要所を抑えた解説で、人気の展示を駆け足で巡りました。

なかでも白眉がツタンカーメン王の黄金のマスクです。王家の谷から発見された墓には、さまざまな副葬品とともに、ツタンカーメンのミイラと、それを守る黄金の棺や、有名な黄金のマスクが、英国人の考古学者ハワード・カーターによって発見されました。1922年のことです。

それまで、ファラオの王墓が手つかずの状態で発見されたこともなければ、それがすべて保存、展示されたことも未だかつてありません。ハワード・カーターはいわば、最初の「良識ある考古学者」であり、エジプト文化再発見の最大の功労者のひとりともいえるでしょう。もちろんその背後には有力なスポンサーがいたということもあるのですが、110キロを超す黄金の棺、エジプトの象徴ともいえる「黄金のマスク」などが、ここカイロに保存されていることは、実は奇跡的なことなのです。

ただし館内は写真撮影禁止なので、展示品をお見せできないのが残念です…。

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せめてチケットだけでもお見せしましょう。

最終日にもう一度行ければ良かったのですが、そのタイミングがなく、唯一の心残りとなりました。今度は奥さんといっしょに来ようかな。

夜はテレビ塔(名前を忘れました)のレストランへ。

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カイロ市内のシンボル的存在。

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食事はだいたい一緒ですね…。

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この木、樹齢200歳以上。なんだかパワーを感じませんか?
ダハシュールをあとにして、サッカラへ向かいます。
エジプトでもっとも古いネクロポリス(ファラオたちの墓が集まる場所)で、最古のピラミッドとして知られるジョセル王の階段ピラミッドが有名です。

ジョゼル王(紀元前2668年~2649年)の宰相であったイムホテプは、医師であり、建築家でもありました。このサッカラによって最初、ジョセル王の墳墓が計画されたのですが、後になって5段が上積みされて、ピラミッドの原形ともいえるものができあがったのだとか。

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列柱の間を通り抜けると、

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最古のピラミッドが現れました。

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キャメルライドも楽しみました。けっこう高い!

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おじさん、ラクダと話せるみたいです。

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ラクダに乗る姿もさまになっているカリヴァンさん

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その後はおたのしみランチ!

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和気あいあいと食事を楽しんだあとは、カイロへ戻っていよいよ考古学博物館へ向かいます。
旅の3日目はギザよりさらに南にあるサッカラとダハシュールへ。

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運河沿いにバスを走らせます。ココヤシの緑が目に優しい。

ダハシュールには「赤のピラミッド」と呼ばれる、三角形に見えるタイプとしては最古のピラミッドがあります。クフ王の父であるスネフェル王が建造したもので、ここでも中の玄室に入ってメディテーションをしました。

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バスから降りると、まだ観光客はだれも着いていません。

高さ28メートルにある入口まで階段を上っていくのですが、その前にカリヴァンさんからひと言。

「神聖な儀式はここから始まります。それぞれアチューメントをしながら、一人ずつ登っていきましょう。」

アチューメントというのは、波長を合わせることでエネルギーの流れを良くすること、の様です。カリヴァンさんの本では「同調すること」と訳されています。ピラミッドというスピリチュアルなエネルギーが最高に高い場所の中でアチューメントをすることで、自分の体を通るエネルギーの流れを良くし、たくさんのことを受け取れるようになるためのワークです。

歩き始めてすぐに、僕はあるひとつのメッセージを受け取りました。それは、

「僕は書くために生まれてきたのだ」

という、簡潔ではっきりとしたものです。いつもなんとなく感じていたこと、気づいていたことではあったのですが、なぜか階段を上りながら自然と涙があふれてきて、我ながら不思議な気がしました。

入口からは一気に下る狭い通路を経て、2つの前室にたどりつきます。どちらも高い階段状の天井があり、神秘的な構造をしています。二つの前室の間は狭くて低い通路で結ばれていました。そのそれぞれの部屋でアチューメントをします。

そして、さらに上の玄室には木組み階段を上っていきます。撮影禁止なので、残念ながら写真はないのですが、下記にその構造図がありますので、想像していただけると思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ファイル:Pyramide-rouge-infra.jpg

ピラミッドはファラオたちの墓だと思われている節がありますが、どうも宇宙と地球のエネルギーを利用した神殿、あるいはメディテーションの儀式を行う場のようでもあります。埋葬品はいっさい発見されていませんが、神事が行なわれていたのは間違いのないところ。スピリチュアルなエネルギーを高めるための巨大装置というのが、ピラミッドの役目のようです。

カリヴァンさんの説明では、2つの前室と最上部の玄室がそれぞれ、マインド(精神)、ハート(こころ)、目的を意味しているのだとか。ピラミッド内部では明確なメッセージは受けとらなかったのですが、古代エジプトの神官たちだけに許された神事を、4000年もの時代を経て追体験させてもらっているのだ、ということだけはわかりました。

そしてなぜか、カリヴァンさんの声がこころに響いていました。それは
“co-create a new world”
と聞こえるのでした。

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ピラミッド内部の長い通路を登り返して外に出たところ。

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下り終えて振り返ると、太陽からの祝福を受けているようです。
クフ王のピラミッドには3つの玄室があります。
それぞれの部屋に入り、瞑想をすることに。

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夕闇が迫るなか、ピラミッドの中に入っていきました。

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いちばん下の玄室。荒削りなつくりです。

入口付近まで戻り、さらに上まで登ると、つぎの玄室が現れます。

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高い天井が印象的です。

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続いてさらに登っていくと……。

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最上階の玄室には、石棺がありました。

カリヴァンさんによると、それぞれの玄室が子供、女性、そして男性を表しているということ。子供とは誰にも備わっていた無限の可能性を意味します。僕はクリエイティビティーということではないかなと思っています。女性性、さらには男性性と融合することで「宇宙と同調する」ことができるとカリヴァンさんは言います。

僕たち参加者も、自分の中にある子供性、女性性、あるいは男性性に同調しながら瞑想をしました。

最後の玄室「王の間」にある石棺に横たわってみました。まるで、自分の葬式が行なわれているようです。燃やされ、灰になって天を舞い、雨となって再び大地に降り注ぐ……。

それは「再生」というインスピレーションだったのかもしれません。
ギザには三つの大ピラミッドがあります。

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左から、クフ王のピラミッド、カフラー王のピラミッド、少し離れてメンカウラー王のピラミッドです。

なかでもクフ王のピラミッドがいちばん大きく、一辺が230メートル、高さは140メートル近くという圧倒的な大きさ。カフラー王のピラミッドは、頂上部分に化粧石の一部が残されているのが見て取れるでしょうか?

クフ王は紀元前2551~2528年のファラオ(王様)にちなんで建造されたので、今から4500年前の建造物ということになります。正確に東西南北に配列されています。入口は北面にあり、北極星からの光が差し込むように設計されています。一説では、王の魂が入って来れるようにとのこと。

ピラミッドはお墓なのでしょうか、それとも神殿なのでしょうか。いま現在、埋葬品などは発見されていませんが、ファラオたちが永遠のいのちを願ってミイラとされ、その霊性を神聖なものとしてあがめるための装置としてピラミッドを建造したことは間違いないようです。

このプラミッドの傍にあった溝からは、レバノンスギでできた全長43メートルの「太陽の船」が発見されました。1200を超えるパーツからなり、ロープでパーツをつないで組み立てるように設計されており、その原形がわかるように展示されています。

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なんのためにこの船が造られたのか?その文化の由来は?その意味することは?熱弁するカリヴァン先生。第一線の考古学者による解説は、次々とおもしろい話題があって興味がつきません!

その後、少しバスで移動して、今度はスフィンクスとご対面。

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許しを得て、足下まで近づくことができました。足下にある石碑に近づいて、みんなで祈りを捧げました。なんだか不思議なパワーとエネルギーを感じます。スピリチュアルなメッセージをたくさん受け取った人もいました!

日が暮れてくると、いよいよクフ王の内部にある部屋に入ることに。僕たち一行限定の、特別なワークの始まりです……。