前回記事までで、一応この一帯の別荘地のなんとなくを把握した。

土地の形状も物件内見も行ったので、これにて、一旦現地視察終了。

 

 

不動産会社のMさんには、「有難うございました、検討させて頂きますね。」という決まり文句のような台詞でお礼をいい、その場で解散した。

 

 

印象的だったのは、駐車場に戻ってくる間にMさんに一件の電話が入り、同じ別荘地区の購入検討・問い合わせがあった方で、息子さんが視察後、父親に報告したところ、「買ってしまえ〜」(←と言ったかどうかはわからないが。)ということで、契約手続きしたいと連絡が入っていたこと。なんとそのお父様は現場を見ずに契約をすると言ったらしい。

 

 

ちょっとばかりその区画を通ったと思うのだが、なだらかな斜面に木がランダムに生えていて、すぐに別荘を建てたりするには難しそうな場所。

どんな目的で購入するのか、どんな風に使うのか、もしかしたらそれこそ他の区画のようにすぐには使わないかもしれないが、興味深かった。

 

 

これまでのことで私達なりに整理出来たのは、

 

 

■バブルの時代(もしくは少し後?)に流行った別荘分譲で、皆こぞって土地を買った。

■軽井沢からもほど近く、軽井沢ほど価格は高くないからそこそこ売れた。

■別荘を建てる人ももちろんいたが、投資目的での所有者もかなりいた。

■その時代の人たちが今高齢になっている。

■相続する人、受け継いでくれる人がいない。

■管理費や固定資産税などの年間維持費ばかりかかる。

■時代的にも売るに売れない斜面上の土地が多い。(斜面に基礎を打つにはかなりお金がかかる。)

■定住者が少ないので普通の家族が暮らすのは大変。

■今まであまり多くはないが、大雪の場合は別荘地帯へ続く林道が閉鎖されてしまうので、そもそも定住向きじゃない。

■売れないので市に寄付しようとしたが、断られた。(?)貰ってくれない。

■だから破格の値段(ほぼ登記移転手続きの金額のみ)で譲りますという形だった。

 

 

ということだろうか。

 

 

当時はそれこそ数千万〜億単位だったのかもしれないと思うと、やはり時代の流れと背景を感じずにはいられない。

 

 

きっと、今あちこちでこんな状況が起きている場所があるのではないかな〜と思った。確実にこれから本格的な社会問題になって行くだろう。

 

 

まあ、ちょうど今、土地や古民家を探したい私達にしてみればラッキーなのだが。

 

 

だから、私は「他の似たような状況の別荘地を探してみて、同じように見に行ってみてもいいかもね」と思っていた。隣にいた彼にも同じように言った。

そのとき、うなずいたのか、同意したのか、返事がなかったのか、今では覚えていない。

 

 

不動産会社の人と別れて、「もう一回だけA区画見に行ってみようか」ということで、ほど近くのA区画まで行った。

※A区画についての過去記事はこちら。

 

 

今回の下見の中で一番私達の用途として使える場所だなと思ったのは、一番最初のA区画。やっぱりキャンプがしたい、DIYや他にもいろいろと作業がしたいと思うと平坦な場所が一番使い勝手がいい。

 

 

そして、書き忘れていたが、実はここは「国定公園内」ということらしく、むやみに樹木の伐採が出来ない。申請すればいいのだということだけど。ということは、ランダムに生えている区画でこれから伐採することを考えるよりも、比較的最初から真ん中が空いている状態のこの場所が良かった。もしかしたら、前の持ち主が伐採したのかもしれない。

 

 

不動産会社の人と見た時は一応車から降りたものの、周りから何となく眺めただけで終わったので、今回はもう少しじっくりと見てみることにした。

 

 

真ん中は笹が生い茂っていて、少しだけ足を踏み入れるとビックリするほど土がフカフカしている。笹で隠れていて見えなかったが、落ち葉があって土壌が見えないほどだったので、ここは腐葉土なのかもしれないという素人的見解。あとから分かったことだが、土は黒かった。雨は降っていなかったが、笹があるからあまり空気の通りがないのだろうか、土壌は湿っている。

 

 

(真ん中にいるのは土の状態を確認するパートナーです、笑)

 

 

ちなみに、この左側に、車一台が通れる私道を挟んで別の区画の土地があるのだが、

そこは不揃いに木が生えていて、何故か笹は全然生えていない。土がむき出しの状態である。しかもそちらはフカフカの土ではなく、固めのしっかりした茶色い?土。

 

 

この違いは何なのか?

お隣は比較的面している道路と同じ目線にあるが、こちらのA区画は坂からは一段下がったような目線となる。風の巡りの影響か、ここが吹き溜まりやすい場所なのか、はたまたそちらは除草剤のようなものを撒いたのか...こうも違うと驚きで、詳しい人がいたら聞きたいところ。どなたか教えて下さい(汗)

 

 

私は、まあ先ほどのテンションとは変わらずに見ていたつもりだったが、もしここを手に入れたらどういう風に使えるかな〜と思っていたら、いろいろと妄想が涌き上がってきた。

 

 

そのうち書くかもしれないし書かないかもしれないけれど、まあ自営業なので、自然とここでちょっとした小さい商売も出来るんじゃ?と、そういう妄想にも発展していく。

 

 

書くと場所バレするので、今は詳しいことは割愛するが、ここのすぐ近くで季節のイベントがあったり、週末に人が集まるような場所があるのだ。

 

 

そこに向かうためにこの前の道はある決まった時期やタイミングに人通りが増える。

そういう人たちに向けて何か出来るかも…とも思った。これは不動産会社の人との下見時からムクムクと沸いてきていた妄想なので、ちらっと聞いてみたが、建前上「別荘地区」になるので大きく商売は出来ないらしいが、ギャラリー的な感じであったり看板など公にせずにひっそりすればまあ出来るんじゃないかな〜という感じ。

(あくまでこの時点での楽観的な話。ちゃんと何かしたいという目的があるならその辺は事前に調べないといけない。)

 

 

まあ、あくまで妄想で、私達の最大の目的としては「拠点探し」。キャンプが出来て、色々と実験出来る趣味の場所で、そこを拠点に違う地方にも出向けること。地図上では、大体太平洋側からも日本海側からもちょうど中間地点のように見えたので、位置としては悪くない。二人の自宅からもそう苦労せずに来れる距離。

 

 

とまあ、考えながらも私は「面白い場所だったね〜」「これを機にいろいろと調べられるね〜」「参考になったよ〜」とかそんなことを喋っていた気がする。そう、あくまで下見。これを弾みとしてもっと探せるかも〜と思っていた矢先。彼から衝撃の言葉が。

 

 

彼「・・・買っちゃう?」

 

私「・・・はい?!」

 

彼「・・・買ってやるよ。」

 

私「・・・はい〜〜??!!」

 

彼「だから、買ってやるよ。誕生日プレゼントにするか!」

 

私「いやいや、、、?!え〜?!!」

 

 

こんなだったか分からないけど、まあ大方間違ってないと思う(笑)

そして、あっという間にその日の契約(申請)へとなだれ込むのであった。

 

 

続く。