前回の記事の続きです。

 

 

不動産会社Mさんからの提案もあって、追加でC区画の建物つきの土地も現在売り物件になっていということで建物の内部も見せてもらえることになり、内見することになった。

 

 

他の人の住んでいる家や建てた家って、とてもストーリーがあって好きだ。

その人がどんなことを考え、思いを馳せ、こだわりがあって、生活するのかが垣間見えるから。自分とは思考回路がどう育まれ、なぜそれを選んだのか、その人からチラチラと見え隠れする人生岐路や考え方に思いを馳せるのが好きなのだ。

人には、ストーリーが必ずある。

 

 

数分もかからない管理事務所まで鍵を取りに戻り、また別荘地帯の違う道を行く。本当にここ一帯がどんな構造で道や土地の形を成しているのか俯瞰図が思い浮かべず、車の中ではただ案内されるまでの景色を見るだけ。

 

 

その道中でも、私にとっては色々なタイプの別荘を見ることが出来て面白かった。ログハウス、コテージ、普通の家のようなタイプ、中にはトレーラーハウスみたいなものを置いていた興味深い区画もあった。

 

 

庭作りやガーデニングに精を出す場所もあれば、ただ滞在するだけのためのものもあり、外観からだけでも様々な暮らしぶりが伺える。

 

 

A区画とB区画は比較的メイン通り添いにあったが、今回のC区画は少し奥まった場所にあった。

 

 

山の斜面を利用した物件で、駐車場も一台分止まれるように作ってあるがスペースが小さいため勢い良くバックして踏み外したら落ちそう。これは夜や暗い中停めるのはちょっと怖いな〜と言う印象。前の道路も狭く、転回が難しいので、車を出庫する際も気をつけないと前の排水用の側溝に落ちる可能性もある。対策方法は講じればあるのだと思うが、それでもあまり進んで良しとしたくはない印象だった。

 

 

入り口は木で作られた小さなゲートがあり、まるでジブリの「千と千尋の神隠し」に出てくる銭婆の家のゲートになんとなく似ている。

 

 

家自体は昔の普通の家の作りで、和風とも洋風ともつかない良くも悪くも数十年前の普通の2階建ての民家。バスタブも古いものでトイレは汲み取り式(=ぼっとんトイレ)。家具も生活雑貨も全て置いたままで、そのままの状態が引き渡し条件となっていた。(交渉次第では粗大ゴミ処分費などは少し負担してくれるかもと言うことであったが、結構な量だ。)

 

 

1Fと2Fにそれぞれベランダデッキがあるが、ここは区画の角地でもあることと、斜面に立てているので景色はとても良かった。これはこの物件の最大の魅力だろう。木々がいい感じに抜けていて、空も見える。日当りも良い。季節の景色や風を家の中からもベランダからも楽しめるのは単純に「良いね」と思った。

 

 

経年劣化で少しデッキの端は抜け落ちていたが、DIYで補修出来そうなレベルだったので、その辺りは問題ない。また、内装も確かにある程度掃除して綺麗にすればすぐにでも基地としては成立する。そこから好みの内装にDIYしていくのも出来ないことはない。

 

 

そうこうして一通り見渡して物件から出てきたが、感想としてはいろいろと総合的に考えても「やはりちょっと違うかな〜」という感想を私は持った。

 

 

整理すると、

 

 

【メリット】

・ベランダからの見晴らしが良い。広い。

・すでに建物(箱)があるので、活動がしやすい。

・家屋の痛みがそんなに酷くない。

・水道が既に引いてある。(水道を新規で敷こうとすると50〜60万くらいかかるらしい)

・内装をDIYできる。

 

【デメリット】

・駐車スペースに難あり。怖い。

・トイレが汲み取り式。(キャンプ的には問題ないけど、住居物件の中だと個人的に嫌)

・斜面のため、外の庭部分での平坦な場所がない。室内での過ごす時間や作業が多くなりそう。

・内装が好みでないため、DIYするにもお金がかかりそう。

(=そこにお金をかけるなら、一から好みの物を作った方がいいのでは?)

・なにより、総合的にビジュアルが好みじゃない(それをDIYするとなるとひとつ上に戻る)

 

 

こんなところだろうか。

 

 

なにはともあれ?一応今回予定していた視察が一通り終わって、朝集合した駐車場に戻ってきたのだった。

 

 

長くなってしまったので、続きは次回に。