「標準」とは「(現状で)そうあって当り前の状態」のことをいいます。
「先週は1日当り90個だったのに、昨日は120個上がった」
標準出来高が90個だったのなら昨日の努力を評価すればよい。
しかし、標準出来高が100個だったのなら、先週の上がりが低
かった原因を調べて手を打たなければならない。
1日100個が標準出来高の場合、120個にレベルアップするこ
とを「改善」と言います。
それに対して、90個の出来高を元の100個に戻すことは、「維
持管理」です。
「改善」と「維持」とでは、アプローチの方法が違ってきます。
標準より下がった(イレギュラー発生)の場合は、
(1)いくら(何%)下がったか [実態を掴む]
(2)原因分析 [原因はひとつではない。複数の原因を掴む]
(3)対策立案 [対策を急がない。複数の案を出して、評価する]
(4)対策実行
(5)効果確認
いわゆる「QCストーリー」二沿って行なえばいいのです。
標準をレベルアップする(改善)場合は
(1)理想状態を設計する
(2)現状と理想状態とのギャップを明らかにする
(3)ギャップを埋める
これは「デザインアプローチ」になります。
標準値(この場合は1日当り出来高100個)がはっきりしていなけ
れば、改善をするのか維持をするのか、とるべき行動が不明確に
なってくるのです。
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