物を作りすぎる原因のひとつに「不良品」があります。
検査を十分にしたつもりでも、規格外の物がいくつか出来てしまう
ことがあります。
手直しや作り直しが必要になったら、また段取替えをやらなくては
ならない。
また次のロットが遅れてしまう。
そうならないように、予め歩留を計算して余分に作っておくことが
あります。
運よく不良が出なかったら、作りすぎた分は不用品。
お客も余分に引き取ってくれる時代ではなくなりました。
これは廃棄処分するしかない。
不良を出しても手直しか廃棄。いい物を作っても廃棄。
管理がきちんとされていない工場には、このようなムダが数限りな
く見受けられます。
同じ種類の不良発生が何度も再発されるのは、原因分析のあまさに
あります。
一時しのぎの対策でお茶を濁すことを続けているから、不良はいつ
までたってもなくならないのです。
不良の原因分析というのは、それほど難しいことではありません。
不良が頻繁に発生すると、「ある程度の不良は当たり前」という考え
方が定着してしまうのです。
不良発生は、ほとんどの場合、複数の原因の結果です。
原因探求を十分にしないから、思いついたひとつの原因をつぶし
て、それで手を離してしまうから、又思い出したように同じ不良が
発生するのです。
「原因-結果系列」を細かく細かく展開していけば、大抵の不良は解
決できるのです。
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