大工さん達と集まっての研修。
今回は樹脂サッシ(APW系)の
細かい部分の施工研修。
メーカーのYKKさんの技術部の方に
起こし頂きました。
想いや価値観、言語の違いがあります。
なかなか内勤の方から
職人さんに伝える事も難しいし、
職人さんの意見も設計技術系の方には
理解し難い。
最終的に良い家を造りたい。
という目的は同じ。
だからサッシの取り付けにしても、
もっと精度を上げてゆきたい。
お互いの意志を擦り合わせて、
行動を変えて行く。
家は、様々な工事や様々な人との協力があって、
はじめて完成します。
特にオーダーメイドであれば、
ご家族のご要望に沿っての家づくりが可能。
それが【手づくり】の醍醐味。
その融通が効く反面、
決まり切った工程で決まった素材で、
決まった作業をする【製品】との違いが生まれます。
天候や検査、申請にも左右されやすい職種です。
様々な業種の多人数で協力し、
手づくりである以上、
杓子定規の完璧さは、
生まれてこないかもしれませんが、
施工に関しては、
時代や新製品に沿って、
都度、技術革新が必要です。
お客様のご要望
時代や国の法律
職人さんたちの現場事情
特に自分も若い時には職人だったので、
よく分かるのですが、
職人さんの部分が難しい。
それに突っ込みにくいのが、
この業界の習わしという名の悪しき風習。
100%相いれ沿ぐう事は、
難しいかもしれませんが、
1つの目的に向かい
一致団結してゆくのが、
大切な事であり、
私たち元請けの仕事です。
難しい事には、
それ以上の価値があり、
誰でも彼でもしない事に
意義があるのだと思います。
余裕で私の一生はかかりますが、
天職であるこの仕事に
最低、自分の一生はかけてゆく所存です。