◆第19回目のブログ更新になります。
【安易な取り組み】
おはようございます。
株式会社クリエイトストラクチャー、人事戦略コンサルタントの栃澤です。
本日は少し面白いお話をしようと思います。
有名なお話ですが、3M(スリーエム)の会社に「15%ルール」というものがあります。
「15%ルール」とは、就業時間の15%を自由な研究についやしてもかまわない
というルールです。
競合他社は、「3M社が研究に強いのは、このルールがあるからだ。」と考え、
自分達の会社にも「15%ルール」を取り入れました。
比較的多くの企業は、他社で上手くいっている「制度」や「仕組み」を、
マネをしてすぐに取り入れる傾向があります。
しかし、ただそのまま「制度」や「仕組み」をマネしたところで、上手くいくとは限りません。
なぜなら部分的な他社の「制度」や「仕組み」を入れたとしても、
そもそもの自社の「制度」や「仕組み」と合致しない可能性が高いからです。
事実、「15%ルール」だけをマネをして、成功したという企業を聞いた事がありません。
実は3M社は、「15%ルール」の他に「新商品売上高比率ルール」というものもあります。
これは、「全売上高のうち、販売から1年以内の新商品が10%、
4年以内の商品が30%を占めなければならない」というルールです。
3M社では、この2つのルールがあるからこそ両方のルールが相乗効果でいきてくのです。
表面的で安易な「制度」や「仕組み」を取り入れるよりも、
人の意識や行動が変わることに着目し、
自社の組織内におけるソフトとハードを共に変えていく。
そうしたことの方が上手くいくケースが多いです。
今後の企業運営に参考になれば幸いです。
株式会社クリエイトストラクチャー
人事戦略コンサルタント 栃澤幸孝
http://www.create-structure.jp