東京・神奈川でキッチン・レンジフード・浴室クリーニングキャンペーン中のお掃除屋さんクリエイトおそうじクラブです。
最近はフラッシュ系の仕事の消化が続いています。
簡単にいうと、利益の出ない仕事なのです。
フラッシュ系はチケットを半額以下で販売するのでそれでさえ採算が悪いのにさらにそこからチケット販売会社の手数料が通常50%取られるので言ってしまえば定価の25%しか実入りが無いので当然ながら利益は出ません。
なのに何故するのか?
それは、垣根を低くすることで、初めてハウスクリーニングを利用する、もしくは当社を利用する人の流入を増やすためなのです。
通常広告の広告は売れようが売れまいが決まった広告費が発生するわけで、広告費をかけてもさっぱりということもあれば大ヒットということもあります。
広告費をかけたけれどもさっぱり集客につながらなかったということを経験している方は多いと思います。
当社ももちろんそんな経験が沢山あるわけです。
簡単に言うとは販売価格ー広告宣伝費が実際の実入りなのです。
そこから人件費や諸費用を引いて残ったのが利益だということは誰でも知っているわけです。
ところが、通常全体を管理している者でなければ実際の実入りも利益もわかりません。
最近、応援にいつも来ているメンバーのなかで数名がこの事に疑問を持っているようです。
何で儲からないことをするようになったんだろう?
或いは、こんなに売り上げが有って自分たちの人件費は知れているから相当儲かっているな?
実はこの業界は結構広告宣伝費の割合が高いと言われています。
これはあくまで、お客様から直接仕事を獲得する場合の例です。
というのも、ブローカーさんや工務店・不動産屋さんから仕事をもらう人は広告費が無い代わりに安い価格で仕事をするからです。
つまりもうすでに宣伝費などの経費が除かれていることになるからなのです。
ある広告会社の例では平均30%位になっているとの事でした。
つまり、広告費とそれを管理している者の経費などを加えたら40%~50%が新規に獲得する為に必要な経費と言うことができます。
おそらく、ブローカーさんや業者さんからの価格はこれに似たくらい通常の価格から引かれたものが下請けさんに回ってくるという構図です。
実際の仕事はこれらの有料媒体のほかに無料の媒体やリピータさんなどの仕事があるので全体の仕事にに対する広告費の割合はもう少し下がると思います。
なので、下請けとしてお客様のところに作業に行き、集金をするとすごく儲かっているように見えるけれども、こうした経費を差し引くとそれほどでもないというのが実態です。
なので、フラッシュは安いことは安いのですが、こうした経費を考えるとそれほどに差が出る訳ではなく、別の仕事の隙間にうまく入れると、利益に貢献してくれます。
つまり、半日の仕事が有ったとして、残りが中途半端な状態であれば、フラッシュ系の半日以内で終わる仕事を入れるとその分が売り上げになるという構図です。
この作業のために予定をあけるというと、採算があわないということになりますが、そうではない運用を心がければ良いのです。
も一つフラッシュ系の特徴は、現地でオプションの追加が有った場合は、割引する義務もチケット販売会社に手数料を支払う必要も無いのです。
なので、お客様に対してオプションの案内をすることが重要です。
しつこくなりすぎてはいけませんが、作業に出向いてついでの仕事なので考えようによっては、値引きをしても構わないのです。
その他にも、別日程で他のメニューの営業も出来るのです。
通常、お客様と営業の話をするには、テレホンアポインターさんでも100軒も200軒も電話してやっとの事なのが、簡単に話すことが出来るのです。
さらに、1度目は利益が出ないとしても、住所も氏名も把握できるので季節ごとのDMなどの案内ができリピーターになって頂ける可能性があるのです。
こうしたことを考えるとある意味投資として考えると悪くはないと言えます。
しかしながら、実際にこの仕事を応援メンバーや外部の委託先にい委託するとしたら、良い条件で出せるはずもなく、当社の利益を削ることはできてもおいしい仕事とはなり得ません。
中には、こういう仕事を敬遠する者もおりますすが、その一方でこういう仕事でもありがたいと思う者もいます。
仕事を出す側からしたら、割の合わない仕事を気持ちよくしてもらったら次の条件の良い仕事を優先的に出してあげようと思うのが普通です。
これは、何もフラッシュ系の仕事に限った事ではなく、普段の仕事でも楽な時もあればきつい時もあるわけで、その時に何もいわずに我慢してくれた者にはこの借りは返すぞと思うものなのです。
なので、仕事を選んでしまうと、逆に仕事からも選ばれてしまうことになるわけです。
よほど無理なものは別として、できるだけ仕事を選ばずに、我慢する事が良い仕事が回ってくる秘訣のような気がします。