🤔公立推薦をそろそろ考える季節?
道教委のホームページにて、公立高校の推薦入試『自己推薦書』がアップされています。
(画像は道教委ホームページよりお借りしました)
この自己推薦書、推薦を考えている人は今から軽く考えておきましょう。
いきなり1番からですが、各学校には『スクール・ポリシー』ってのがあります。
学校のスクール・ポリシーを踏まえて記入しなければいけません。
みなさん、ちゃんと分かっていますか。
🐏スクールポリシーを見てみましょう
道教委「推薦入学者選抜実施校における全日制課程の「入学者の受入れに関する方針等」一覧表」によると、それぞれの学校のホームページなどを参考にしましょうと書かれています😸
まあ調べられないヤツはそもそも推薦使うな😸ってことですね。
中学校の進路だよりとかで教えられているとは思いますが…
スクールポリシー探しから
例えば札幌手稲高校…
現在のホームページにはグランドデザインがありまして、ここにスクールミッションとスクールポリシーが書かれていました。
結構見つけにくかったです。
【スクールミッション】
★生徒の興味・関心、進路希望等に応じて柔軟に教育課程を編成し、個々の進路実現に向けて必要な能力や態度を身に付けた生徒の育成
★向学心や探究心を身に付け、自己の進路決定に向けて意欲的に学習に取り組む生徒の育成
【スクールポリシー】
(手稲高校ホームページよりお借りしました)
受験生はこういうのを見て、きちんと頭作りをしてください。
自分の夢や目標が、手稲高校の↑の方針にきちんとつながっているか。
例えば美術部に入っていて、将来芸術系の大学に進学したいと。そしたら手稲高校の単位制で芸術系大学に対応するカリキュラムがあるからマッチしているみたいな。
全部取り入れる必要はありません。2~3個スクールポリシーに合わせた内容を書けばOKだと思います。
🐾志望理由書も重視されるようになりました
数年前までは志望理由書とか面接内容は合否にあまり影響しないよとか、
結局は内申ランクと学校活動や資格だけで決まるんですよとか言われていたのですが、
最近は大学受験での総合型選抜(旧AO入試)が主流になっていまして、
志望理由書がきちんと書けているかってのは重めの参考資料に変わってきています。
実際、昨年の一部高校では、推薦出願者が定員割れをしていたのにも関わらず不合格が出たところが多くありました。
おそらく志望理由書が書けていないとか、面接で上手く答えられなかったとかが原因なのでしょう。
🦆アピール苦手なみなさん、きちんとアピールしようね
自己推薦書の2番と3番はこんな感じです。
とにかく何をやってきたかをアピールしましょう。3番は部活や生徒会の実績や資格を書いたりするんですね。
部活に入っていなくても、資格がなくても、受験生の皆さんが高校にアピールしたいことをきちんと書きましょう。
そしてアピールしたいことがスクールポリシーに合っているのかは確認しましょう。ズレてはいけません。
🏫高校のスクールポリシーを見た志望校選びも大事
札幌西陵高校のスクールポリシーはこんな感じ。
(画像は札幌西陵高校ホームページよりお借りしました)
札幌西高校のスクールポリシーはこんな感じです。ちなみに西は推薦ありません。
(画像は札幌西高校ホームページよりお借りしました)
大学の学部ほどではないけど、スクールポリシーは高校によって全然違いますから、
今は高校選びもきちんとスクールポリシー見て選ばないといけません。
『スクールポリシー=適材適所』です。
特に札幌は高校がたくさんありますから、「近いから○○高校」「学力に合うから××高校」で安易に決めてしまうと、
「遠回りの進路」になる可能性もありますので気をつけましょう。案外どの高校もスクールポリシーに沿ったカリキュラムに変わってきています。
われわれ親世代の高校と、今の高校は全然違うことをイメージしましょう。
今回は以上です。