昨日の道コン後、光星高校さんの前で無記名サピカとイヤホンの落とし物があったそうです。定期券じゃないのでおそらく光星の生徒ではないだろうと。
もう持ち主見つかっていたらいいですが、念のためここに書いておきます。
赤いパスケースでFGOのエレシュキガルが書いてあります(画像は載せません)
もし中学生で自分かもと思ったら、それぞれの塾の先生にお伝えください。
⏰「250分の持ち時間」のこと
昨日の合同道コン(合コン)、お誕生日の拍手ありがとうございました🎂
1分コメントの機会があったので、僕が光星高校を受験したときの話をしました。
・時計の話
・帰ったら復習しようと先生が言っていた話
この2つを話しました。
僕が中3のときに光星の先生が言っていたことをもう一つ。
それが持ち時間の話です。
「最後まで集中して頑張ろう」というのは、どの先生も言われるかと思います。
僕が印象に残っていたのは、
「何で将棋の持ち時間が長いか分かりますか」
っていうことです。
今年はご存じの通り藤井先生が八冠を総なめして話題になりましたが、
僕が高校受験をした25年前くらい、ちょうど中学生の時には羽生善治先生が七冠を総なめして、今と同じくらい話題になったのです。
それでちょうどそんな話を先生がしてくれたわけ。
「やっててよかった公文式」というワードを流行らせたのは羽生先生。
将棋のプロ棋士は、長い持ち時間のなかで色んなことを考えるわけです。
本当に自分の出した指し手が正しいのかどうか、他の可能性は無いのだろうか、相手はどういう手を出してくるのかどうかなど。
それで高校入試は当時1科目45分でしたが、社会や英語になると時間が余る人もでてくるだろうから、その時に試験をやめず45分間をフルに頭を使いなさいというお話でした。
🥰早く終わって余裕で待つのをやめなさい
中学生ですから、学校のテストとかだと早く解き終わって机に臥せって100点取るのをカッコいいって思う陰キャいるじゃないですか。
当時はGTOも流行っていたし(来春にスペシャルやるということで)、そういうおイタな生徒さんに向けて話をされたのかもしれませんね。僕もそこまでひどくはなかったけどその気はありました。
でもそれで100点取る生徒って、まずいないんですよ(白目)アホだなあって。
これは現代でも勿論言えることでして。
僕、自分の塾ではテスト解き終わって臥せっている生徒がいたら「体調悪いの?」って声かけて、強烈に心配してあげて、家に帰そうとしたことが何回もあります(実際に帰したことも2回ほどあります)
塾屋になった今、生徒の皆さんには「自分の持ち時間」を簡単に捨てるなと言いたいです。
特に道コンだと社会と英語は時間が余りがち。中1中2だと理科も時間余りがちになります。
そのときに問題用紙を閉じてボーっとしているのは本当によろしくない。
たとえば問題の読み落としが無いかどうか、選択問題で選ばなかった記号の根拠を探すとか、計算をもう一度解くとか、
最近では資料の読み取り問題が増えているから、使っていない資料はないかどうかなど。
本当は50分の試験時間じゃ足りないくらい「やるべきこと」はあるのです。
模擬試験はそれを鍛えるチャンスでもあるので、持ち時間を無駄にするのは勿体無いと思うのです。
🏃大学受験は1科目60分以上なのだから
あとは純粋に体力ですね。
(いつもの画像です)
もしかしたら「社会の残り時間で集中力を回復させる」と反論したくなるかもしれません。中学生ですから(遠い目
でもね・・・大学受験は1科目60分があたりまえだし、北大の理系数学なら120分とか取ったりするのです。
ずっと全力集中して考えるっていうのを、いつから鍛えたらいいですかって話。それは中学校の模擬試験からやり始めたほうがいいでしょと思いませんか。
道コンは問題を解くだけでなく、
1日かけてテストをすることで集中の体力を鍛えるなど、色んな効果があるのです。
それを忘れちゃいけません。
というようなことを言おうと思ったのですが、長くなったのでブログでダラダラ書きました。
ダラダラ書くのはオッサンだと妻(ひさよ先生)から言われたので、もう少しシンプルにお伝えできるように頑張ります。
今回は以上です。
今日はこれから熟長会に行ってきます…と思ったのですが、車のバッテリーが調子悪く今応急処置中。待っている間にブログ書いています。