夜の更新を一つ。勢いで書いたので適当。
約25年前の道新受験情報(当時は『道新TODAY』だった)を見ると、
南がBCランク、旭丘がCランク、西はCDランク、手稲はEFランク…と、ほうほうという感じで。
当時は相対評価だったから、Aランクそのものが希少でした。
中学校が絶対評価になったのは2002年ころから。
そして2009年度入試から石狩は一学区制になりました(道立高等学校通学区域の改正について)。
お父さんお母さん世代の大半は、相対評価+一学区制の時代だったと思います。
だからこそ、20年30年前の受験と、今の受験を一緒にしてはいけません。
ちなみに絶対評価に変わっても、「ランクの計算方法」と「相関表」は変わっておりません。昔と同じ選抜方法です(一部、内申/当日の重視枠ができましたが)。
絶対評価で内申点のインフレが予測できたのですから、その時に入試選抜の方法も変えるべきだったと、今になって思います。
ちなみに今春から当日点が300点から500点満点に変わりましたが、選抜方法には何の変化もありません。
絶対評価の今、たとえオール4のDランクでも、西どころか手稲の合格者平均に届かないのが今の受験の常識。
その感覚がまだまだ鈍い保護者の方が多いのではないかと。
相対評価が絶対評価になって得をしたのは、学力が高く勉強習慣のある首都圏の子どもたち。
正直北海道や、札幌でも西野福井野地区の成績層なら(失礼かもしれませんが、正直に書きます)、相対評価を維持していた方が勉強していたと思うのです。
ちなみに当時の道新TODAYに、西陵はGHランクって書いてありました。
何とこれは今も昔も変わらない。でも、「変わらない」ってことがどういうことか、35歳以上の保護者の皆さんは検討してみると良いかもしれません。
今回は以上です。
今月は開業以来の忙しさであっという間に過ぎている感じです。
でも当塾は夏期講習のみの生徒を受け入れない(=入会対応に労力を割かなくてよい)ので、サラリーマン講師時代よりもめちゃめちゃ楽です。
今は授業準備とか動画作成に時間がほしいので、明日から1週間ほどは思ったことをリアルタイムに追記していく形にするかもしれません。まずは明日明後日の投稿に変化をつけてみようかなと。
最後にポチ夫です。