仕事とエネルギー1 | ガクシンのブログ~札幌市西区の学習塾

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昨日の怒り新党を録画で見て、朝早くから香川照之さんをテレビで見て、季節の変化を感じました。

朝の散ポ🐶では、近くの小学校が開校記念日ということで、公園は早くから盛り上がっていました。

全後期制の高校は、秋休みで今日から3連休のところもあるそうです。いよいよ10月ですね。

当塾も先週今週と、小学生から中3受験生まで体験生が多くいらっしゃっています。

緊急事態宣言も明けて、今日から(または来週から)、心機一転がんばりましょう。

 

カップケーキ仕事とエネルギー1

高塚先生が一昨日のブログで仕事について書かれていました。

最近は中学校でchromebookを使って「仕事探し」をやったという話も聞きました。

10月、秋だからかな…中学生は将来について本気で考える季節がやってきましたね。

 

というわけで、僕も「仕事」について考えてみました。

 

さて仕事と言えば、中3理科で「仕事とエネルギー」という単元があります。

理科での仕事は「力を加え、その向きに動かすこと」だと書かれています。

仕事[J]=加えた力[N]×動かした距離[m]で表します。一応学力Cで出るので強調しておきますよ。

単位のJ(ジュール)は熱量やエネルギーと一緒です。つまり「仕事をした」というのは、「物体にエネルギーを与えた」と考えても良いんですよ…的な話を授業でしています。

 

勉強面での「仕事」の面白い部分、生徒が一瞬フリーズ⛄する部分は、

・力をたくさん加えても、物体が動かなかったら仕事は0J

・力を加えた向きと別の向きに動かしても仕事は0J

特に後者は生徒が間違えやすい部分…持ったまま横に移動するパターンのアレです。

もともとある力に逆らって動くことが仕事なので、持ったまま(=重力に逆らって)横に移動するのは重力に逆らってないじゃん、だから0Jですよという説明をしたりします。

↑重いものを「持ち上げる」までは仕事をしていますが、そのまま止まっていたり、持ち上げたまま歩いているのは大変ですが0Jなのです💦

 

ニヤニヤお客さんが動いて仕事が成立する

私がサラリーマンだったころ、お偉い方が理科の仕事になぞらえてこんなことを言っていました。

 

「仕事はお客さんを動かして仕事になる。自分が一生懸命頑張っても、お客さんが動かなければ仕事をしたことにはならない。」

 

「自分は大した努力をしなくても、客が動いたならば、それは仕事をしたことになる。『働く』という漢字は『人を動かす』と読むのだ。」

 

「自分が進んでもらいたい方向にお客さんが動いてくれたらそれは『正の仕事』をしたことになる。もし進んでもらいたい方向と逆に動いたら『負の仕事』となる。」

 

「『負の仕事』の聞こえは悪いが、そこで新たな発見もある。人は動いたのだから、仕事をしたのである。『仕事をしない』よりもずっとマシである。」

 

…どうでしょうか。

 

 

ヌフゥ

 

 

 

先に書いておきますが、もし僕がサラリーマンに戻って上司がこんなことを言っていたら、

ウルセーまたはきんもーっ☆って言っちゃうと思います。これ、中3生にも先日の授業でしたのですが、将来そういう上司がいたら「ウールセー馬鹿」って言っていいよって話しました。

 

でも、自分の仕事観としてこれは大事だと思っています。

 

塾屋の仕事…生徒が一生懸命頑張って、そして成績を上げることが主な使命だと思っています。

成績があがればそれだけでOKという塾も世の中には多々ありますが、僕は(当塾は)、成績アップは行動からくるものだと考えています。だからまずは行動。勉強をさせなければいけません。

 

そして生徒に勉強してもらうために、授業であれこれアプローチを行います。どこの塾でも同じですね。勉強したら楽しいよとか、勉強しないと将来悲惨だよとか…褒めたりテストしたり追試したり、ポジティブなことネガティブなこと、様々なことを行っています。

その結果、生徒が勉強するようになれば、それは「正の仕事」です。仕事をした、と言っていいと思います。

逆に例えば先生の言い方とか、態度などで逆に生徒のやる気を削ぐことだってありますよね。「勉強しろ」と言い続けたらかえって勉強しなくなるアレ…これは「負の仕事」です。

僕もときどきやってしまいます…まだまだ修行が足りません。

(ちなみにお母さんお父さんも、家で「負の仕事」していませんか…魚あたま

でも「負の仕事」も仕事なのです。そこから新たな発見があるかもしれません。動くこと、動かすことが仕事の本分だと思っています。

だから先生が頑張っても生徒の勉強時間が増えない…これは「仕事をしていない」「仕事が出来ていない」と考えています。

 

僕は面談や電話懇談のとき、保護者の方に「最近、家での勉強はどうですか」って聞くようにしています。これは半分、自分が仕事をできているかを確認するのに使っているのです。

生徒全員が常に正の方向に進み続けてくれるよう、一生懸命頭を使うのが僕の仕事です。

 

行動面の目標は以上ですが、塾講師ですから成績面でも「仕事」をしなければなりません。

具体的には定期テストの順位とか、道コンSSの推移、そして入試の結果ですね。そしてこれは、まだまだ修行が足りません。

 

長くなったので次回に続きます。

高塚先生のブログに乗っかるだけのつもりが、自分の中で色々整理をすることが出来ました。

ブログを書くことで、ご覧の生徒保護者のみなさんが何か感じて動いてくだされば、ブログも仕事の一つになるのではなあって感じです✨

 

今回は以上です。

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