高校の英語学習は中学校とちょっと違う | ガクシンのブログ~札幌市西区の学習塾

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ターゲット1900の例文の最初の方で
「イギリスの政治情勢は第一次世界大戦後に変わった」
というのがあるのですが、
高校生から、
本文の意味は分かるけど、中身が分からん
という質問があり、調べました(私は世界史が得意ではありません)

新高1の入学前課題で、一部の高校で「info.box(エミル出版)」が出されていました。

 

 

info.boxは最新のニュース問題を扱っていて、コロナとかマスクとか、新しい紙幣になるとか、そういう内容が英語になっています。だから毎年内容が異なるんですね。
(学校教材のため市販では購入不可)

ただ単語や意味調べ、問題を解くことではなく、
英語の長文を読むことで、英語以外の知識も学んでほしいというのが、高校の本当の意図なんじゃないか…と思うのです。
高校生の英語は、どんなに単語や文法を覚えていても、一般常識がないと読めないんですよ。



高校入試は架空の設定が多いです。海外から来たALTの○○先生が~的なやつ。
大学受験の題材では、実際の英字新聞や論文が多いです。
中学時代は英語が出来ても、高校英語が全然読めなくなる生徒もいますし、
中学時代はそれほど得意でなくても、高校になってから英語が読めるようになる生徒もいます。

でも先月の高校入試、英語でクラウドファンディングが出ました。
クラファンの仕組みを知っている生徒は、とても読みやすかったと思いますし、そうでない生徒は裁量上位受験者でも時間をロスしたと思います。
高校入試も今後はこの辺が大事になってくると思います。

高校1年生の皆さんは、早い段階で気づいてもらいたいですね。

ちなみに古典も同じ。
予習で意味だけ調べるのであれば、地方の大学合格レベルで止まります。
時代背景をきっちり学べば、入試の時に相当な時間短縮につながると思います。

新聞を読めば良いってわけではありません。

小さい頃から子どもにたくさんの興味関心を持たせられるかどうか。
そういう意味で、今の大学受験は「広く浅く」のほうが良いような気がするのです。


今回は以上です。

本日の本校土曜特訓は中1中3です。西野第二は16:00~開放です。