中3受験生、「最後の週末」の過ごし方で、色々変わってくると思います。
まずは「疑問・質問の解決」・・・「公立入試カウントダウン4」で述べさせていただきました。
生活リズムを入試に合わせる、ということも以前述べました・・・早く寝ましょうね!
入試のタイムスケジュールを考えましょう。
45分という試験時間をどのように使うかによって、1点でも多く取ることができるかもしれません。
※これから書く体験談は城山が実際に行っていた手法で、リスニングも裁量問題も無い時代でした。現在では出題傾向も違いますし、英語はリスニングで10分以上使われます。あくまで下記のことを「参考に」、自分に合った最適なプランを設定してくださいね!
■テストを5つの時間に区切る手法
①開始1~2分【傾向】…心を落ち着かせる、問題を一通り見て傾向が無いかどうかをチェックする
→過去問と違う傾向の問題が出ているとか、こんな図形は初見だとか、これは解くときに時間かかりそうだから後回しにするとか。
②開始2分~20分【ざっくり】…特に問題無ければ自分の予定している順番から解く。
→私は国語は古文から、数学は関数から、センター英語は長文(後ろ)から解いていました。
勿論、状況によって順番は変化しますが、なるべく速殺できるものは優先的にやっていたなぁ。
→考えていて2分以上方針が出ない問題は「パス」して次の問題へ進みながら、この時間までで全部の問題には手を付けておきます。
→答えは問題文に転記しておきましょう。長文とかは問題文に線を引く程度でOK。
③開始25分~37分【しっかり】…パスした問題を再考して、解答欄の空白を無くす。
→数学では中間点までは何とか書ききるとか、国語の長文を再整理するとか。おそらく高配点の問題が残るとは思うので、2~3問で終わるかもしれませんが。
④開始37分~44分【修正】…見直し、解き直し。
→減点事項(誤字・スペルミス・単位変換・ピリオド・大文字・代名詞など)は確実に確認。ここから再考は考えず、自分の答案の修正のみ。
→時間があまれば、答えの転記を忘れずに。転記している中でひっかけに気付くこともありますので、この作業は重要。
⑤開始44分~45分【完了】…祈るだけ。
→昔、試験終了前なのに「超簡単じゃん」と周りに聞こえる程度に小声でつぶやく生徒がいて、他の受験生に休み時間中に殴られたという話を聞いたことがあります(笑
小テストではいつも高得点だったり、地頭は良くても成績が伸びない人って、この辺が不器用なんですよね。
学力の神髄からは離れてしまいがちですが、テストの点数で合否を図るシステムなのですから、言い方悪いですが「点数取ったものが勝者」なのが入試です。再度各々作戦を立ててみてください。
大逆転の可能性もあがりますよ!
・・・何度も言いますが、上記は私が実際に中高生の時にやっていた手法です。現在とは出題傾向も違いますので、お気を付けください。
見直し時間は絶対に必要ですけどね。自分の「ルール」を決めましょう!
今回は以上です。
お疲れさまでした!