H29公立高等学校入学者選抜再出願後の出願状況(教育委員会にリンクします)
現中3受験生には、もうどうでも良いデータになるのですが(笑)、中2以下の進路指導のためにも、個人的メモとして書き残します。
■結局、1回目の倍率と大きな変動は感じられません。
全体的にも・・・
①裁量上位高校は比較的高め
②標準校は低め
③札幌市立(旭丘など)は相変わらず高い
これについては、来年以降も同様だと思います。
①について。国際情報のGB・理数工学は、学科転換が完全に成功ですね。
職業科は偏差値低いイメージが強い状況ですが、このモデルチェンジは他の学校にも今後影響してくると思います(数年のうちに)。職業科に対する考え方も変わってくるかもしれません(即就職ではない、進学に強い高専みたいな位置づけなど)。
②については、郊外の高校(西陵・丘珠・東豊・恵庭南・千歳北陽・真栄・当別など)は今後も入りやすい・全入が続くのでは?という直感です。
標準校でも平岡・白石・石狩南・英藍が人気なのは、何か理由がありそうですね。
※こんなこと書いたら関係者に怒られそうですが、札幌工業と琴似工業は合併して大規模な工業専門学校にしたらいいんじゃないかと思うんですよね。
しかも片方は農業高校にして、食品・調理から獣医進学まで幅広いスタイルにしたらどうでしょうか・・・北大農学部とか、農試公園とか、近くに研究施設もある場所なんですから。
ていうか、北海道なのに、札幌の公立高校に農業科無いのはどうかと思いますがね。
■今回の倍率でイレギュラーなのは、啓成の定員割れと大麻の1.2倍くらいでしょうか。
以前の記事に書かせてもらいましたが、大麻は不人気のイメージから倍率も低迷し、道コンSSも啓成に抜かれていました。
高校の先生方も、受験者数拡大のために努力されているお話を聞いていましたので、今年はボーダーが上がるかもしれませんね。
■塾のホームになる西野・福井野地区では、稲雲1.2(昨年より↑)倍、西陵0.9(昨年より↓)倍・・・この差が気になります。
生徒の絶対数が少ないのかもしれませんが、
「西陵まで志望校下げるくらいなら、稲雲挑戦します」という人が、今年は多いんだと思います。
また、稲雲の「Kクラス」で高校から頑張る!という期待を込めて受験する人も多いんだと思います。
SSの差もあり、壁はさらに広がりそうですね・・・塾としては、倍率上げてもらわないと困ります(汗
今回は以上です。
お疲れさまでした!