「はじめまして角田と申します。今日は宜しくお願いいたします」
この言葉で、人生初の不動産屋としての接客が始まったのです。
ロープレも散々練習し、いざお客様に質問をし始めました。
「今日はどのような物件をお探しですか?」
「いつ頃までに購入予定でしょうか?」
「土地の広さはどのくらいが希望ですか?」
「建物の大きさは何坪くらいが希望ですか?」
etc・・・・・・・
さすがに緊張した自分は、名簿に則り、そのまま上から読み上げた
だけの接客、手には汗を感じ、顔は多分赤面していたと思います。
そうして、ひと段落すると、
「該当するような物件を見つけてきますので、少々お待ちください・・」
と言って、接客室をあとにするのでした。
「店長、こんな感じです!」
意気揚々と事務室へ戻ると、店長から
「○○は聞いたか、○○の確認したのか?、支払いは月々いくらが
希望なのか聞いたか?」
そうです、接客内容をチェックしてもらうために、一度応接部屋から
戻ってきていたのでした。
【そうか、あれも、これもまだ聞けていない、まだまだだ!】
そう思いながら、店長から
「もう一回聞いてきなぁ~」といわれ、応接室にもどるのでした・・・・・・
そして、再度確認し、事務室へ行くと、
「角田、これとこれ、こうしてこのルートで案内してきなよ!」との指示・・・
そうして、初の案内に出かけるのでした・・・・
「お待たせしました、幾つか該当物件がありましたので、ご案内
いたしますね!」
「私の車でご案内いたしますので、どうぞ・・・・」
こうして、指示された通りの案内に出発したのでした・・・・
その後は、上司の指示に従い、決められたルートでの案内
自分は結構話好きなので、会話も弾みながら案内していたのですが・・・
何故かお客様は、物件を紹介するたびに、浮かない顔に・・・・
お客様
「角田さん、今日はこんな物件ばかりでしょうか?・・・・」
自分は
「えっ・・・・そ・そんなことないですよ!この後2物件あります・・・・」
そして次の物件でも浮かない顔のお客様・・・・・・・・
確かに自分もこの物件では・・・・と思いつつも、そのルートでの案内を
していたのでした。
そして、最後の物件・・・それは自社物件でした。自分も何度も見ていた
物件にも関わらず、なぜか・・・・・・・・・・
続く
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
群馬県伊勢崎市周辺の不動産の事なら
インターネットでラクラク不動産探しの
クリエートハウジング
当社CMはこちら・・・・・・・
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇