即決不動産の社長
「俺も30代で独立して、その後建売や競売、大体の
不動産に係る事を行って来て、来月はいよいよ50歳
だよ・・・
でもよォ、こんな時代が来るとは思ってもみなかった
けどよ、今までは即案内・即決断、こうやってお客は
家を買う事が出来たんだよ！
なまっちょろい営業していた会社なんかぁ～、当の
昔に何件も潰れてさぁ～結局イケイケのうちみたいな
会社だけが残ってきたのに、インターネットの普及で
こんな感じになってしまったなぁ～」
すぐ横では、専務が社長の言葉に相槌しながら、
数年前までの事を懐かしむ様に、話していました・・・・・
専務
「社長ォ～！もう今からでも遅くないですよ！本庄と
高崎の支店を廃止しましょう！そして規模を一度縮小し
初めからやり直しましょうよ！」
社長
「そうする道も、何度となく考えたが、今のうちの借入の
返済の目途も考えなければならんし、広告も実際反響の
数も5年前と比べれば、激減している。しかも今までは
建売住宅も作れば売れていたのが、いまや大手ビルダー
でさえ、注文も行わなければいけない環境なんだよ…」
専務
「しゃっ、社長ォ～」
そんな会話の数週間後には、即決不動産には専務の
姿はなかったのでした・・・・・・
急激に変化するこの時代、多くの対面営業【いわゆる
広告での集客・店舗へお客様を呼び・その後即案内・
最後は、少し気に入った素振りを見せようものなら、例の
クロージング部屋・・】の会社は、激減していくのでした。
これは新聞折込広告が悪いのではなく、お客様自体が
自ら不動産を知り、不動産のいろはを自分で習得できる
環境、インターネットという、2000年を過ぎたころからの
人々の『検索』のなせる事による、新たな環境整備が整って
来たためだという事なのです・・・
この年（平成26年）には、Yahooで【不動産】と検索するだけで
何と30億サイト近くの検索が可能になっていたのです・・・
さて
あれから、1年が過ぎました・・・・・・・・
柴田夫妻は、ネット不動産・WEBエステート・そして即決不動産は・・・・・・
いよいよ最終章に突入です！
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