コンコン!
ゆっくりと応接室?のドアが開くと、何やら資料や
電卓等を持った小林が入ってきました・・・
小林
「お待たせ致しました。先ほどの物件の詳細資料を
お持ちしましたので、一応、詳細説明と資金計画を
簡単にやってみますねェ」
柴田さん
「わ・分かりました。お願いします・・・・」
その後、小林は物件の詳細を簡単に話、自社の事等も
踏まえ、仕切りに柴田さんに同じような質問を繰り返し、
その後も、何度となく支払いの事や、場所の確認を繰り返し
ました・・・・・
すると・・・・・・小林が合間をみてのタイミングで・・・・
「柴田さん、この物件を買いましょう!」なぜか柴田さんには
この一言を告げられた瞬間、今までの小林が一回り大きく
なったような錯覚を覚えました。
と、同時に、何故か逃げたい心情が芽生えてきたのです!
柴田さん
「いっ、今すぐに買いましょうといわれても・・・・・・
こんなに大きな買い物を、すぐにはハイといえませんよ。。。」
と言って、下を向いてしまいました。
小林
「でも、再三私がご主人にお尋ねしましたよねェ・・資金計画も
OK!場所もOK!建物もOK!その他etc・・・・OKっていいましたよねェ!」
小林の声が徐々に大きくなってきます。その迫力にもともと気が弱い
柴田さんは、冷や汗が出てくる感触を覚えます。
しかし、その後も小林の【クロージングトーク】はますます冴えるように
柴田さんの上げ足をつかみ取るのでした・・・・・・
そんな互いの攻防をしているうちに、ピタッと小林のクロージングが
止まりました・・・・・・
そこから数分の沈黙が・・・・・・・・・・・・・・
しかし小林は眼をギョッと開いたまま、柴田さんを見つめつづけて
います・・・・・
さしづめ、柴田さんは蛇に睨まれたネズミのようでした・・・・・
その沈黙を破ったのは、やはり小林でした。
「私は多くの購入者を見て来ています、最後は決断できる方が
今夢のマイホームを取得した方なんですよ・・・・私はご主人なら
絶対に決断できる人だと思っています。であれば何を躊躇して
いるのですかぁ!」
そんな事を言われたことのない柴田さんはうつむき、ただひたすら
断り文句を考えているのでした・・・・・
しかし、その後簡単な断り文句を言っても、すぐに小林がその
答えを出してしまい、結局すぐに黙らざるおえない状況に追い込まれます。
そして、次の瞬間・・・・・【クロージング部屋】に入ってから2時間半を
経過しようとした、その時・・・・
「か・・・買いたいですゥ・・・・・・・・」
柴田さんは、何と即決という行動に移ってしまったのです・・・・・・
そんなご主人の事など、考えもしなかった奥様は、中の良い
友達の高田さんの奥様と、近所のファミリーレストランで、少し
遅いランチを食べ始めるのでした・・・・・・・・・
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
群馬県伊勢崎市周辺の不動産の事なら
インターネットでラクラク不動産探しの
クリエートハウジング
当社CMはこちら・・・・・・・
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇