こんにちは、昨日おとといは凄い風でしたね。きょうは
少し寒いですが、良い日になりました。
さて、この前話していました不動産のいろはを今日は
話して行きたいと思います。
まず、不動産についての基本中の基本はその物件の
状況を感単に調べる方法があります。それは、法務局
での登記簿を見ることです。
現在伊勢崎法務局では、コンピューター化に伴い、
その名称は『全部事項証明書』となっており、1通に付き
1000円かかりますが、必ず確認する必要があります。
では、登記簿とはなんでしょうか、登記簿には3部の
段落があり、1つ目は『表題部』、2つめは『権利部・甲区』
3つ目は『権利部・乙区』となっています。その詳細は・・
1、表題部(土地の場合)
土地の所在、地番、地目、地積、原因等その土地の
大まかな全容が分かる部分です。
2、権利部・甲区
所有権に関する部分です。誰が今まで持っていたのか
また、現在差し押さえ等ないかの確認部分です。
3、権利部・乙区
所有権以外の部分です。例えばこの土地に担保が付
いている場合、○○銀行から○○○万円借りている等
が記載される部分です。ちなみに担保が付いている場
合、その借入を返済しないと、原則として売買するのは
危険だと分かります。
以上が簡単な登記簿(全部事項証明書)の説明ですが、
この登記簿は誰でも見る事ができます。個人情報では・・・
と、思う方もいるかもしれませんが、例えば第三者がこの
土地を買うとき、実は担保が沢山付いていた場合、その
第三者は土地所有者に対して、売買成立したら担保をは
ずしてね、っと言えます、すなわち、第三者の保全が取れ
るのです。
また、この土地は自分が持っているんだ、と第三者に
主張することもできるのです。
当社で購入した方は、覚えているかと思いますが、これ
から購入を考えている方、当社で説明する際必ず登記に
ついての説明をしますので、縁あればこのことを覚えて
おいてください。
今後も少しずつ不動産のいろはを説明したいと思います。
お楽しみに・・・・・・・・・・・・・・