師匠に会う約束を入れた日のこと。
朝、キッチンにいた時、ふいにメッセージが降ってきました。
「東京で 龍が産まれて住むところ 叶戸(かのと)岩」
調べると、叶戸岩という場所は東京にはありませんでした。でも、同じ音で漢字は異なる神戸岩(かのといわ)なら、檜原村にあります。
変だな、と思っていると、
「本当は人々の願いが叶うから、叶戸(かのと)岩と呼ばれていたのだ」
と、上からメッセージをいただきました。そして、「○○(師匠の名前)へ伝えるように」とも言われました。
私から、師匠に上から降ってきたメッセージを伝えるなんて……
。
そんなだいそれたことはおこがましい。そう思いましたが、でも私の意思を交えるのもよくないこと。これは師匠にそのままを伝えてみようと思いました。
さて、師匠に会ったときのこと。私は上記のメッセージ(青字の部分)を叶戸岩は神戸岩に直したほかは、そのまま書いて、師匠に伝えました。
そして、「こんなメッセージを受けたのですが、私の気のせいかもしれません。ただ、伝えるように言われたので……」
そう言いました。すると、師匠は神妙な面持ちになり、
「……この場所ね、龍が住んでいるのよ。ありがとう、教えてくれて。
私、その場所が倒木があったり、気の流れが乱れたりすると、呼ばれるの。先月は秩父へ一人で、行ってきたのよ」
そして、続けて、
「ここは行ったことある。バスで行かなきゃならないすごい遠いところなのよね〜
。
あはは、毎回私が行くのは辺鄙な場所ばっかりだから」
そうあっけらかんと言うのでした。私は、
「あの、私の気のせいかもしれないので、夏とか気候がよいときに、気が向いたときのご家族のドライブとかで……」
場所があまりにも遠いし、私の気のせいかもとそう言うと、師匠はきっぱりとした顔をして、
「いや。……これは呼ばれているから、すぐ行かなきゃいけないところ。
こういう時に行かないと、私が転倒したり、痛い思いをさせて、向こうは分からせようとするから」
そして師匠は、
「これは……。もしかしたら、〜〜になることかもしれない」
と私に続けても言うのでした。もしそうだとしたら、我が家にとって大きな変化が起こります。
私は師匠が私の受けたメッセージをいつも誠実に受け止めて、理解してくれる。
そのことにも、師匠への感謝の気持ちをますますと持つのでした。
そうそう。上からのメッセージによると、ここは訪れた人の願いを叶える戸が開く場所だそうです。
ご縁のある方、ぜひいらしてみて下さいね。
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