SNSを継続してみていると、友人・知人をみて、「この人は本当に運がいい」と思うことが時々、あります。
逆も、また然り。
その違いは何か、運を上げる方法は何か、勝間和代さんが確率論と心理学から解説してありました。
まず、ワイズマンというイギリスの心理学者によると、自称・運のいい人、悪い人で、よいタイミングがやってくる機会の数には違いはありません(運はランダム)。
ただし自称・運のいい人はそう思いこむことによって、目の前にきたチャンスにさらに気がつきやすくなるそうです。
それから勝間さんによると、運をよくするには「社交性を高めること」。人付き合いが広がれば、目の前にチャンスがくる確率が増えるからです。
これは、納得できますね。
それから、「自分が世の中のパーツの一部であると自覚し、つねに全体の中の自分」と、自分を相対化するクセをつけること。
自分を相対化して、ふるまうことで、人から受け入れられやすくなるからです。
それと、これは私も前から気づいていたのですが「利他力を持つ」ことだそうです。
人はそもそも、利己的な人間には、近寄らない、気づいたら避けていくので、長い目でみると、利己的な人は短期的にツイてることがあっても、最終的には運をつかまえられないそうです。
以前から周りをみていて、私もそれは気づいていました。
我が身で振り返っても、利己的な人とでは長期的にいい関係を築けるとは思いません。離れたり、縁を切りたいと思うもの。
この話から思いだしたのですが、そういえば自分はあれこれと情報を訊くのに、反対にこちらが相手に訊くと、すぐに「忘れたー」とか、「知らない」などといって、教えてくれない人っていますよね。
こういう人は、間違いなく運が下がります。私もですが、そういう人とは距離をとるようになるからです。
そして本人にはいちいち指摘しませんが、短期的な利益を追うことで、この人は長期的な利益を見落とす人なのだなぁと、ひそかにも思っています。
なので、私はそうならないよう、意識的にエネルギー(情報)はいつも出していくようにしています。意識するだけでも、間違いなく、運は変わると思うし、周りをみても、出してる人は間違いなく運がいい。
さて、本に話を戻すと、あと勝間さんによると、運を上げるには「不要なものは捨てること」。すべてにパフォーマンスを低下させるからだそうです。
勝間さんは、断捨離では喪服まで捨てたり、なかなか常人にはできないレベルにいるのですが……。
片付けをパフォーマンスが下がるとまで言い切られたら……。
頑張らなきゃと思います。
それから最後に、もっとも大事なことを勝間さんが言っていたのですが、運を上げるには「数学力と持続力をつける」ことだそうですよ
確率的に正しいことをやり続ける勇気を持つと、運がよくなるそうです。
数学センスには、勝間さんによるとある程度鍛えることは可能で、人並み以上まで鍛えておくと、ランダムな運に左右されにくくなるそうです。
これって、いわゆるベイズ確率(事後確率)を継続するってことですよね。
日常でも買い物などでつねに加減乗除を意識するだけで、数学力は鍛えられるそうです。
やってみようと思います。