大阪・心斎橋にある「wad omotenashi cafe」。
日本の伝統である茶道の精神を現代的にアレンジした
お茶と器を楽しめる日本茶カフェです。
心斎橋とは言え、商店街から少し離れたところにあるので静か、
しかも『ここ?』というビルの中にあります。
↑ 写真お借りしましたm(._.)m
2Fがカフェ。
知らなかったら、まずここにカフェがあるなんて
思いもしないし
目に留めないであろう外観。(笑)
◆ wad omotenashi cafe ◆
wad =和道 の意味でつけられたそうです。
3Fは器のギャラリーになっています。
カフェにも素敵な器の数々が展示されていて
こちらでも十分目の保養になります。
また、割れや欠けた器を修復する金継ぎ(本金継ぎ、簡易金継ぎ)も行なっています。
そういう一生物の器を持ってるって、素敵だなぁ〜 と思いました。
足を踏み入れた瞬間、お茶のいい香りが漂います。
あ〜 日本だな〜 と思わずにはいられない。(⑅˘͈ ᵕ ˘͈ )
でも、1番座りたかったカウンターにはすでに先客が。
テーブルや椅子は木で、床はコンクリートが打ちっ放しと
ナチュラルで素朴な店内は現代風、そして年代物の格調ある家具や置物などには歴史を感じ
新旧両方が楽しめる空間でもあります。
横並びでなく席の間隔も広いので、ゆったり過ごせます。
凛とした気持ちになります。
茶道にあまり馴染みがなくても、肩肘張らずに
気軽にお茶を楽しめるところがいいなー。
そして、お抹茶を注文すると好きな器でいただけるのだそうですが
そうとは知らずでお茶を注文しなかったのが悔やまれます。
(注文したぜんざいにはほうじ茶が付いてたし)
こちらのお茶は一杯一杯スタッフさんが丁寧に
茶釜で沸かしたお湯で淹れてくれるので、それだけでも心が休まりますよね。( ღ´⌣`)
しかも日本茶の種類は18もあり、普段飲むことのない
お茶に触れられる、というのもいいですね。
飾ってある器たちもすべて種類が違っていて、この中から選べるんだったら
絶対お茶は注文すべきですねー。( ˊᵕˋ ;)丹波黒豆入りぜんざいを注文しました。
(あられと塩昆布、ほうじ茶付き)
器とカトラリーもそれぞれ違っていて素敵♡
品のあるやさしい甘さのおぜんざいは本当に美味しくて
最後まで飽きさせないお味!
大きな黒豆もごろごろ、焼きもちが4〜5個入ってたので
もう満腹満足!!
途中であられを入れると食感が変わって、違う美味しさを2度味わえます。
もちろんほうじ茶も美味しかったです♪
当然だけど、和食屋さんの普通にでてくるお茶とは全然違う。( ̄▽ ̄)
ぜんざいの他には“ワドモナカ”など和菓子もあります。
やはりせっかくここに来たら、お抹茶を注文する方が
ほとんどみたいで、ぜんざいはミニサイズもあって、そちらも人気のようです。
砂糖醤油の焼きもち単品もありました。
お茶もお餅も家で普通に食べられるけど、お店に出向いて
本格的な日本茶とお餅をいただく、というのはすごく贅沢な気分になれそう。
(夏はかき氷がすごい人気です)
家の近くにあれば、色んなお茶をいただきに行きたいくらい。
特にこれからの時期には。
行くまではただ単に甘味のカフェがある、という程度でしか知らなかったので
普通にぜんざいを注文したけど、後で色々調べてるうちに
もったいないことしたな〜 と後悔。
メニューのお茶のページもろくに見ずだったし。( ˘ ˘̥ )
この空間もとても素敵でした。
3Fにあるギャラリーでは、若手作家の個展などのイベントを
開催したりもしていて
あまり機会がない、和陶器の世界に気軽に触れられるというのもいいですね。
のんびり過ごしたい方、お抹茶や器に興味のある方に
ぜひおすすめしたいカフェです。
帰りに立ち寄ったのはこちらの古本屋さん。
◆ coronbo corner shop ◆
パッと見、パリの一角のよう。(笑)
本は60~70年代の古書を中心にアート・グラフィック系の書物がメイン。
撮影用に買いにこられる人も多いそうです。
私も英字の本を1冊購入しました。
店内ではコーヒーも淹れてくれるので、ドライブスルー感覚で
外から購入でき、椅子に腰かけて楽しむこともできます。
この辺りでは『wad』の他にもランチで行きたいお店があったけど
あいにくどちらも定休日だったので、またリベンジしに行きたいです。(*´ 艸`)













