内服薬と外用薬、効き目に違いはある?
知っておきたい「鎮痛剤」の基礎知識
腰痛や肩こり、
スポーツで負ったケガ、
飲みすぎた翌日の頭痛、
親知らず…生きていくうえで避けては通れない“痛み”。
そんな時「薬」は一番の味方になります。
でも、
あなたは正しく安全に薬を選び、
使いこなせているだろうか?
ついパッケージ、
またはCMにて好きなタレントさんが出ているからで
選んでしまうなんてことはないですよね・・・・?
恐らく誰もが
今後もお世話になる鎮痛解熱剤との付き合い方を知っておきましょう。
「痛み」には自分でまたは
鍼灸院や整体院ケアできる程度のものもあれば、
病院で診てもらう必要のあるものもあります。
単なる「痛み」として軽く捉えると、
大事を招きかねないケースは少なくないです。
(当サロンの初回カウンセリング時にも重病の要素が見つかり医療機関に紹介、早期発見に繋がったケースはたくさんあります。)
腰痛を例として言えば、おとなしく横になっても痛みが引かなかったり、時間の経過とともに悪化していく人には、内臓疾患が疑われます。
痛む箇所を特定できず、
強く押しても痛みの強さに変化がなかったり、
尿が出にくくなった、
血尿が出たなどというのも内臓疾患が疑われる。
ピリピリと電気が走るように感じたら、
神経障害性疼痛かもしれません。
市販薬任せにせず、
機会を見つけて受診するのがお勧めです。
市販薬のパッケージでよく見る、有効成分の名前。
まず、近年よく耳にしたのが「アセトアミノフェン」。
コロナ対策として打ったワクチンの副反応で
発熱した人が盛んに利用したのが、これを含む製品になります。
効果はやさしめですが、その分、小児、妊婦、高齢者も安心して使えます(薬剤師さんより)
より強力で速く効くのが
「イブプロフェン」や「ロキソプロフェン」。
誰しも一度は聞いたことがあるはず。
服用は空腹時を避け、
多めの水とともに飲むのがよいとされているそうです。
外用薬では、
しっかりした効果を発揮しながらも、
副作用の心配がほぼないのがサリチル酸系の成分です。
過去に薬でトラブルを起こした経験や、懸念がある人に
オススメとのこと。
それより少し効果の強めな成分といえば、
インドメタシンとフェルビナク。
さらに強力なのがジクロフェナクやケトプロフェン。
ですが、太陽光を浴びると
皮膚に障害を生じる光線過敏症を起こすことがあります。使用する前には“使用上の注意”を必ず読みましょう。
(このケースは施術の際に非常に多く見受けられます)
どの剤形を選んでも成分は吸収されて血中に入り、
全身を巡って患部に到達する。
胃腸の弱い人は外用薬を選んで経皮吸収にすれば、
胃腸に負担をかけずに済むし、皮膚がかぶれやすかったりアトピー体質の人は内服薬で同等の効果が得られる。
あとは使ってみて、
自分のライフスタイルに合うかどうかで考え薬剤師さんや担当医師にご相談していきましょう。
市販薬と処方薬の違いとは?
医師が患者ごとに処方するのが処方薬(医療用医薬品)で、多くの場合保険が適用される。他人への譲渡は認められず、飲み方が指示されます。
市販薬は、
受診せず、
処方箋なしでも薬剤師などと相談して自由に買える薬。
最近は医療用医薬品として使われるものと同成分の薬を同量配合した市販薬(スイッチOTC)も多く登場している。
Q. 第1類、第2類、第3類の違いは?
販売時に薬剤師から説明、
または書面での情報提供が義務化されているのが
第1類医薬品。
薬剤師、または都道府県知事が認定した資格を持つ登録販売者に、情報提供を努力義務として指示される薬が第2類医薬品。
法律上の規定のないものが第3類医薬品。なお、第2類の中には特に注意を要する指定第2類医薬品もある。
ジェネリック医薬品とは?
オリジナルの先発医薬品(発売時には新薬)の特許が切れた後に他社から発売される薬で、先発医薬品とまったく同じ有効成分、同様に吸収されるように作られたものが、ジェネリック医薬品、または後発医薬品と呼ばれています。
有効性や安全性は同等だが、開発コストがかかっていない分、製品は安価で販売されるのが通例になってます。
. 内服薬と外用薬、効き目で選ぶなら?
痛み止めの場合、成分によって効き目に多少の差はあっても、同じ成分・用量であれば飲む・貼る・塗るの違いで顕著な差や優劣はないとのことです。
だが使い方を誤ると危険な場合もあります。
例えばスプレー剤を過度に近距離から噴霧し続けると、
皮膚に凍傷をもたらすことがあります。
患部から10cm以上離し、同じ箇所に3秒以上連続で使い続けないように注意が必要です。
「OTC」とは何?
暗号のようだが、「OTC」とは処方箋なしでも薬局などで買える薬のこと。語源はOver The Counterで、カウンター越しに販売されてきた商慣行による。
医療現場での十分な使用実績から安全性や有効性が確認された医療用医薬品の中からOTC医薬品として販売を許可されたものは「スイッチOTC医薬品」とも呼ばれています。
いかがでしたでしょうか?
当サロンでは医療機関との連携を行っております。
初回カウンセリング時に時間を要する理由は
「全てはご来店される方々の為」に行っています。
それでもなかなか改善しない場合には
ご相談ください。
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