少し前の夕食どきのこと。
夕飯を食べ終えた夫に、私は
「じゃあ、そろそろ
例のやつでデザートにしますか」
と提案しました。
夫は「お~!んだね♪」と即答でした。
仕事から帰った夫のお土産スイーツ、
【もっちりみるくわらび・練乳いちご】。
「嬉しい~。じゃあ夕飯のあとで食べよう」
と、冷蔵庫にしまっておいたのでした。
ツヤッツヤ&色鮮やかな
いちごのソースが印象的。
夫婦ともに一度も食べたことがないため、
『どんな味なんだろう?
美味しいといいな』
子供のようにワクワクしながら
冷蔵庫から取り出しました。
そうそう、《わらびもち》と言えば、
セブンさんの商品に
《きな粉の、たっぷりかかった
黒蜜入りのわらびもち》が
ありましたっけ(*^^)
もっちり&プニュンとした食感で、
黒蜜や、きな粉の風味が
甘く香ばしく…
夫も私も大好きなスイーツのひとつで、
何度もリピさせてもらっています。
そんな《わらびもち》は
まだまだ、このように斬新な
アレンジの可能性を秘めていたんですね。
ミルク(牛乳)や練乳を使うなんて
斬新だな、と私は思いました。
ミルク系に仕立てたことで、洋風寄りの
味わいになってたりするのかも?
そんなことも考えながらフタを開けます。
やっぱり美しいです、このソース。
そして、見るからに "プルン感" が
伝わってくる、わらびもち。
2色だけで構築された世界は
潔くて目に、あでやか♡
おまけに、このソース…
カップの下のほうまで
たっぷり入っているではないですか。
嬉しいなぁ。
「たっぷり」とか「みっちり」とか
「ぎっしり」とか…
おばさん(←私)、大好きな言葉です。
ほんと嬉しくなっちゃいます。
最後のひとくちまで
「おいしそうー」と写真を撮る私に
「お先にいただくよー」と夫。
我慢できずに私も
カメラをスプーンに持ち替え、
みるくわらびもちと
いちごソースを適量すくって
「いただきます♬」
口の中いっぱいに
いちごの甘酸っぱい味が広がりました。
ああ。さわやかで美味しい~!
そして、みるくわらびもちの番です。
神経を集中して味わいます。
《もっちもっちもっち》
心の中の声(わー、ホント
もちもちしてるなぁ)
《むっちむっちむっち》
《もっち、むっちむっち》
ん?
んむむ?
あ、あれれ?
私よりも先に《むっち、もっちもっち》
と味わっていた夫が
無言でいるわけがわかった気がしました。
※夫は私の上をいく甘いもの好き。
美味しいスイーツを食べると
「うまいっ」と
口に出さずにはいられない人なのです。
さながら、"無限列車" の中で
お弁当に舌鼓を打っていた
煉獄さんのよう。
(ビジュアルは全然違います☆
煉獄さんと煉獄さんファンの皆様に
「すみませんでした><」と、
全力土下座しなくてはいけないくらい
違います)
そんな夫が無言でいるということは、
つまり…その……
「やっちゃった…」と夫が口を開きました。
ガッカリした言い方で続けます。
「味がしない、このわらびもち」
スプーンを持つ手を止めて
私も「ほんとだね…」と言いました。
そうなんです。
"味がしない" というか、薄味なんです。
すごく。
商品名にもなっている「みるく」の
【ミルク感】も、
同様の【練乳感】も、
「ド~ン」って来ないんです…
《いちごソース》が
しっかり濃いめの味だけに、
みるくわらびもちと
いちごソースとを一緒に食べると…
なんて表現したらいいのかな…
"練乳の味が迷子" とでも
言うんでしょうか…
"いちごの味を堪能しながら
もっちむっちした
白いなにかを噛み続ける" みいな、
そんな感じで…すす、すみません(汗)
(これはもう本当に、あくまでも
舌バカ夫婦・私たちの
ごくごく個人的な感想です。
『このあほあほ夫婦、味オンチだな~』
と、読み流しちゃってくださいませ)
※そしてセブンさん、ごめんなさい><
でもでも、大ファンなことに変わりなく…
これからもお買い物させていただきたいです。
(そして、いつもありがとうございます!)
………………
週末に出かけた《野菜の直売所》の
広い敷地内で見かけたチューリップと
ビオラ。
可愛いので、持っていたスマホで
写真を撮りました。
家に帰って、撮った写真を
PCに取り込む作業をしていて
気が付きました。
この花壇…日陰になっていますよね。
写真では見切れているんですが、
写真向って奥のほうに
一本の木が植えられており…
その木の…枝と言う枝に
ワサワサ茂る葉っぱが
大きな陰(かげ)を作り出して、
日陰になっているようです。
それでも、チューリップたちは
日ざしを求めて茎をのばし、
花弁を向けているではないですか。
みんなで同じ方を向いて。
与えられた場所で
一生懸命生きているチューリップたち。
《命の強さ》を教わった気がします。