Webasto FFヒーターのコントローラーをマルチコントローラーに交換する戦い。その後編、完結編です。

 

マルチコントローラー用のハーネス、コネクターを発見したので直接繋いでみると予想通りちゃんと動きました。

 

 

確認が終わったので、クレアに敷設されている既存の配線と繋いでいきます。

 

先ずは既存のダイヤル式コントローラーを外します。

M19のナットを外すだけと簡単です。

 

 

既存のコントローラーのコネクターとその先の配線を確認します。

 

 

途中でWebastoのコネクターからNUTSが敷設したクレアの配線に繋がっています。

 

 

既存のコントローラーからヒーター本体までのコネクター番号と配線色を整理すると下記のようになります。

 

 

コントローラー側から順番に

① 白→白→白  ②青→黄→未接続 ③黒→黒→赤

④ 赤→赤→茶 となります。

 

ヒーター本体側のコネクター部を切断してクレアに敷設された配線と繋いでいきます。

 

 

これで完了のはずです。

 

マルチコントローラーをダイヤル式のコントローラーに繋いであったコネクターに接続してみます。

 

ですが、全く動きません。 どうしたことでしょうか?

 

あせりながら、何度も配線の色を確認します。

 

テスターで導通を確認してみましたが、配線はちゃんと繋がっているようです。

 

さっき動いたのに何で動かないのか? ちょっと途方に暮れながらもう一度配線図を見てみました。

 

 

コントローラーの電源線(赤)の途中にF3があります。 これってFUSEだと思うので、これが切れているのではないかと。

 

症状としては全く電気が来ていないような感じなので、かなりくさいです。

 

このFUSEがどこにあるのか? 配線を辿って行って、最後はヒーター本体のカバーまで分解しましたが見つかりません。

 

 

またまた途方に暮れていると、そういえば電源FUSE(15A)の横に正体不明のFUSEがもう一つありました。

 

 

どうもこれがF3のFUSEの様です。

 

配線図をみるとX9コネクターとX6コネクターの間にあるので、こんなに離れたところにポツンとあるとは思いませんでした。

 

外して導通を確認すると見事に切れていました。

 

F3のFUSEは1Aの平型FUSEで近所のホームセンターでは売っていないのでAmazonさんにお願いしました。

 

このFUSEが切れた原因は、FFヒーターの電源はメインSWを切っても切れなくて、メイン電源のFUSEを抜かないと電気が来たままなのに配線作業をやってしまったからと思われます。

 

”メインSW切ってもFFヒーター切れませんから気を付けてくださいね”ってお店の人に言われたのを思い出しました。

 

分かってしまえば簡単な話ですが、配線を全部ばらしてヒーター本体まで分解するとは・・・・・

 

でも、おかげでWebasto FFヒーターの分解整備が自分で出来そうな気がしてきました。

 

配線を綺麗に整理して、本体やダクトも元に戻します。

 

 

最後にマルチコントローラーをもとの位置に付属の両面テープで貼りつけて完成です。

 

 

去年から長い道のりでしたが、このマルチコントローラーを無駄にしないで良かったです。

 

途中何度も”ダイヤル式のコントローラーでいいか”と思いましたが、ゴールで来て良かったです。

 

冬の遠征に間に合いました。(まだずいぶん時間ありますが)

 

 

 

 

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