ご存じのように、キャンピングカーの充電方式は

①走行充電

②太陽光充電

③外部充電です。

 

そこで問題になるのはそれぞれの充電効率ですね。

 

ここでは太陽光の話をします。

 

最近の格安キャブコンは太陽光はオプションになります。太陽光を積んだらどれだけの充電効率になるのか?買う前の人はわからないというか気にしないですね。

 

でもね、気にしたほうが良いという話です。何故なら太陽光発電は初期費用以外にお金がかからないからです。

 

一番いい方法は、安くできるだけ大容量の太陽光を積むなんですがそう簡単な話ではない、初期費用も高くおまけに屋根のキャパはわかっているので積むにも限界はあるし、後付けの場合落ちたり、充電しないなんて問題は自己責任になりますから。

 

でもここでは太陽光の発電の威力について書きますね。

 

我がクレアには200Wの太陽光発電が積んでます。最新のクレアでは280Wになってます。実際の太陽光発電はよく晴れた日に実測値で冷蔵庫が稼働している状態で7~10Aくらいの実測値が出てます。もちろんエンジンはかけてません。

 

例えば10Aだと10時間で100Ahのバッテリーが理論上満充電できることになります。もちろん10Aが10時間なんて好条件はほぼないですが。気持ち的には青天の日で50~70Ahが太陽光で充電できるイメージです。そう考えると1000Wの太陽光を積むと250Ah~350Ahが太陽光で補えるという計算が成り立ちます。但し天気や気温や経過年数によってこの数字は変化します。

 

ですが、1000Wを積む意味が大体わかっていただけると思いますね。

 

要するに太陽光を積めば積むほど、走行充電に頼ることなく定住できるということです。北海道のキャンピングカーのオーサーさんはそういう傾向が強いように思えます。

 

但し、一般論として太陽光パネルはガラス製の「結晶シリコン太陽光パネル」と薄型の「薄膜シリコン太陽光パネル」がありますが、薄型はガラス型より耐久年数が速いとオーナーさんたちからうかがってます。

 

1000Wを積むキャンピングカーは、薄型を使っているケースが多いので注意が必要ですね。でも劣化すれば交換すればよい話なので、その辺はどう考えるかですね。

 

次回は走行充電について話しますが、要はいくら一日に電気を使うかと一日電気をどのくらい貯めるかによって旅は大きく変わります。

 

私見で間違っている個所はあるかもしれませんが、参考にしていただければ幸いです。