8月読了本(購入分) | 戯言cafe

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好きなことを好きなように。

逆転裁判5を遊んでたので、今回はさらに少ないです。


真夜中の探偵 /有栖川有栖

行方不明の母を探すために、探偵になることを目指すソラ。
徐々に物語は進行していくけれど、まだまだ先は長そう。
母にまつわる話の合間に、事件が起きるような感じ。


オー!ファーザー /伊坂幸太郎

帯の煽り文句に、どれが伏線なのかと身構えて読んでた。
性格の違う4人の父親に育てられて、勉強も運動も得意なのはうらやましい。
結局、誰が血の繋がった父親なのか分からなかったけど、それがいいのかも。
最後は痛快だった。


鬱金の暁闇 17 破妖の剣(6) /前田珠子

あそこの姉弟が仲良しなのは分かってるのに、長々と書く必要あるのかな…。
相変わらずの文字のでかさと行間の空きっぷり。
気長に待つから、もう少し内容も本も、厚いものをお願いしたい。


コバルト文庫で、どちらがシリーズ化するか投票をしていたけれど、
その作家さんたちに失礼なくらいの出来だと思う。


双界幻幽伝 出逢いは前途多難 /木村千世

面白かった。大好きな中華が舞台だったのと、三国志ネタがちらほらと
あったのがツボでした。
なにより、男前な張さんに心をわしづかみにされました。白虎格好いい…。


双界幻幽伝 宿敵は神出鬼没! /木村千世

三国志ネタを出すのは面白いからいいんですが、敵役に「黄巾賊の張宝」
ってのは・・・。
張宝のバックに何かある(いる?)とか書かれてると、張角じゃないの?とか
思っちゃうし、次は董卓でも出てくるの~?とか。
三国志ファンとしては、小ネタとして出す程度がよかったなぁ。


ここはボツコニアン 3 二軍三国志 /宮部みゆき

今回も、作者さん楽しんで書いてそうな内容でした。楽進が二軍…。
一軍の世界が無双だから、登場してない彼は二軍なのか。
三国志大戦1~2の頃の楽進は、ばりばり一軍扱いだったのに。
(3は・・・)

他にも、この人が二軍!?て人が多数いたなあ。
むしろ、諸葛亮没後の三国志が、二軍のイメージがある(失礼)。
舞台は三国志から、ホラーゲームへ。
ホラー苦手だけど、何故か一緒にいる郭嘉のお陰で、あまり怖くない(笑)


丕緒の鳥 十二国記 /小野不由美

雲の下の民に焦点を当てた、短編集。この世界は、民に厳しい。
王の有無だけで環境ががらりと変わってしまい、王が存在しても、
悪政を強いられたら生活が困窮してしまう。
そんな世界で、必死に生きる人たちの姿は、すごいの一言。 

ただ、本編を読んでずいぶん経つので、この時の王が誰だったのか、
忘れています・・・。
陽子は分かったんですが・・・