4月読了本 2(購入分) | 戯言cafe

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グロリアスハーツ/淡路帆希

異形の力をもつ「贋人(ギニョル)」の少女・ユズカを、
人間にしたいと願う少年・アルトゥール。
手掛かりを求め、旅を続ける彼らだが・・・。

王道ファンタジーですが、それがいい!
安心して読めるっていうか。この作者さん好きだから。
人間だけど、なぜか体から剣が出せるアルトゥール。
今のところ出てきたのは2本だけど、最終的に7種の剣が出てくるみたい。
4大精霊と・・・あとなんだろう。


万能鑑定士Qの推理劇 1/松岡圭祐

前作の「事件簿」と、何も変わってないように思えるんですが・・・。
(変わるって触れ込みだったんです)

事件簿を読んでなくても分かるような構成になっているので、
ここから読んでも楽しめます。

雑学は今回も楽しかったし、姉妹篇のαの主人公も登場。
莉子とはまた違う方法で、事件を解き明かしていくようなので、
気にはなるけど読むかどうか迷ってます。


俺の妹がこんなに可愛いわけがない 10/伏見つかさ

今度はあやせのターンか!
しかし改めて、京介ってばすごいハーレム状態だな。

一番の役者は母親か・・・。


聖女の救済/東野圭吾

ガリレオシリーズ最新刊。
読み終わった後にタイトルを見ると、なるほどと思う反面、
そんな彼女を「聖女」と呼べるのかも疑問。

トリックは何にも思いつかなくて、犯人にいいようにもてあそばれましたorz

何より、殺された人に同情心が全くわかないってのも、珍しいかもしれない。



神様のメモ帳 /杉井光

ブログで感想を見て、気になって購入。
重いと聞いていたので、買ってからもしばらく放置してました。

個性的な面々、いったん懐に入ったら、放り出すことがきっと出来ない人たち。
だからこそ、大切な人が傷ついた事件に行動で牙をむく。

聞いていた通り、話はとても重くて、軽い小説や漫画を合間合間に挟みながら
やっと読めました。
あまりに胸糞の悪い話だと、途中で投げ出すこともあるんですが
(東野圭吾の「殺人の門」とか)、普段はのんべんだらりと過ごす
自称ニートたちが、助けを求めた仲間のために動いたから、
だから最後まで読めました。

ざらりとした、後味の悪さのような感覚は、まだ残っています。
けれど、2巻を読み始めるくらいには、魅了されました。