手前は浜サカキの枝。
昨日スミレが咲く芝の庭を見ながら抹茶タイム。
新しいお茶碗を使うので、一晩水に浸しました。
お客様のお庭と同じ
笹と芝模様の茶碗を用意しました。
93歳のお客様に喜んでもらえるよう色々年明けから
考えていました。
気泡と水が入れ替わって水分をお茶碗が吸水しています。泡を見てるとなんだかほんわかしてきます。
ガチ野点なので、お上品にお点前できません。
浜風は吹いているしホコリはあるし、
本来の優雅なお点前じゃ無理。
お茶の先生がご覧になったら泡吹きそうなお点前でしょうが、
水筒のお湯で点てたお茶は大変喜ばれました。
象牙の茶杓も大活躍、お菓子はタマゴボーロでしたけど。
おしゃべりしながら。のんびりした時間が過ごせました。ご高齢なのでお会いできる時間がキラキラするように陰ながら努力して喜んでもらおうと思っています。
今まで地域の小児医療の分野で
十分社会に貢献されてきた方です。
たとえ少年の様な無鉄砲なご提案でも十分に
対応できるように仕事もお茶の時間も
十分準備して伺います。
準備周到。でも準備した素ぶりは見せずに。
人をもてなす工夫や精神は
やはり茶道の右に出るものなしだと痛感します。
茶道は若い頃にかじっただけですが、抹茶を飲むのは好きなので今でも点てて飲んでいます。
お金と時間と情熱が兼ね備えていないと
現状の茶道を学び続けるのは困難に感じます。
昔、先生に怒鳴られた事を思い出します。
「草履を揃えて出す時には
1センチすきまを開けて出すものよ。
これじゃ着物を着てるんだから履きにくいじゃないの
怒怒怒💢」
この時の先生のお顔を拝見して優雅で品の良い茶道への憧れはすっ飛びました。
若い私は心の中で
(そんなん知らんがな。普通に教えてくれればするし
1センチ間が開いてないと草履も履けんってどんだけ体幹弱ってんだよ。)
私の性格自体が茶道のお教室向きじゃないと自覚できた出来事でもあります。
学んでいる生徒さんの陰口や気分次第での言動の変化。茶道と人格は比例しないし無関係な事も知りました。
(茶道あるあるだと思います)
嫌気が指して遠のいていましたが、
人をもてなしたいと思った時、茶道をまた知りたくなりました。
本や動画を見て自分の知りたい事をスマホ一つで
学べるようになったこの時代、ありがたいです。
点てたお茶をお客様が喜んでくださったので
何よりでした。



