『なぜ水深がわかる?』
こぢこぢのフリータイム-NEC_0020.jpg


私が最も聞かれたくない事に『水深』があります。

船から魚探とかでの数字ならまだしも、おかっぱりで餌木だけで、なぜ正確な水深がわかるか不思議でなりません。

それが40メートル先になるとなおさらです。

餌木が1メートル○秒で沈むから計算して、ここの水深は○メートルと言いますが、ラインの太さ、波、潮流、塩分濃度、ありとあらゆる要素で餌木の沈下速度は変わるので物凄くアバウトな数字だと思います。

海に同じ状況は二度とないですから、私はアバウトな事は言えますがはっきりと○メートルとは言えないです。

ラインの出た量で。なんてもっとアバウト。

ラインは真っすぐになんてなるはずがないし、これもありとあらゆる要素で変わるからです。

人間の感覚なんてかなりアバウト。

透明度が高ければ浅く感じますし、濁ってれば深く感じます。

ボトムが見える所で目視だけで水深をあててみて下さい。
まずあたらないと思います。

透明度の高い産卵場(藻場)で観察してみようと素潜りした事があります。
陸上から見たり、餌木の着底スピードから楽勝の水深と思ったら予想外に深くて驚きました。

学校のグランドで許可を取り、巻き尺を借りてキャストの飛距離をはかった事がありますが自分が思ったよりも誤差が出ました。

こんな有り様なのにキャストして着底までカウントダウンして、ここの水深は何メートル!なんてはっきりわかるなんてありえないと思います!

まあ絶対とは言いませんし、そういう感覚の優れた方や何年も通っている場所であるとか、水深が5メートルもないとことか、アバウトな水深ならわかるでしょう。

いや、もしかしたらエギングのプロと呼ばれる方逹は私の考えを凌駕するぐらい凄くて私の知らない方法で水深を把握してるのかも知れませんが、私は餌木だけで水深を正確に把握できません。

そんな訳で私は何メートルとは言わず表層、中層、ボトム付近と言った表現をよくします。

ある程度の水深はわかっても
『ここは水深○メーターで○メーターで釣った』
なんて、とても言えませんし、わかりません。

餌木だけでどこでもはっきり水深がわかるっ!
と言う方がいましたら、ぜひ私にも方法を教えてください。

もし私が『ここの水深は何メートル』といってる場面に出くわしたらこの記事を思い出してニマニマしてください(笑)

エギングにおいて水深の把握なんて必要ですか?

そもそも私は水深を把握する必要をあまり感じません。
もっと言えば着底さえも気にしてなかったりします。
だからカウントダウンとかも全くしなくなりました。

はじめに書いたように『適当』に感覚で釣ってます。
だから下手くそなんですが、それでも釣れるのがエギングなんです。

水深なんてわからなくてもいいんです。
みんな深く考えすぎです。

エギングはこれさえ押さえておけば!があります。

それは…………

おっと、誰か来たようだ…。