折れない心
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現代エギングは烏賊より人が多い!と思う事もあります。

私も『昔はよく釣れた』と言ってしまう事がありますが実際問題は年ムラはあれど極端に烏賊がへったと言う程ではないと思います。

関西でも昔は春の2桁、秋の3桁釣りなんて当たり前でした。

純粋に人が少なくサラ場がたくさんあったからです。

数年前は

『エギングで串本迄行って磯場に降りてます。』

と言うと

『中紀で釣れるのにアホちゃう?』

と言われたものです。

今や高速ものびて便利になり、メジャースポットともなると前の晩から入ってる人もいます。

昔はひとつのフィールドで100いる烏賊を数人で釣っていたからよく釣れましたが、今は100いる烏賊をへたをすれば百人以上で釣っているので一人の釣果は劇的に落ちたわけです。

もちろんそれが全てではないですが現代エギングは並んで釣れば腕が左右する事もあるでしょうが、『腕』よりも『場所』『情報』が釣果を左右するようになりました。

そんな現代エギングで釣果を左右する最も大事な事のひとつが投げ続ける事。折れない心です。

仲間数人で釣っていて、私を含めた数人は潮がきいた時はエギを投げ、数投なげて釣れないとタイを狙ってました。

ただ、一人はひたすらエギをなげていました。

釣果は投げ続けた人が圧倒的でした。

どんなに今は釣れないと思っても、釣れない状況であっても投げ続けていれば釣れる事もあるのを実感しました。

釣れないと言う前に、一日餌木を投げてみる。

投げ続けないことには烏賊は釣れません。

『折れない心』があればきっと今までより釣果はあがるはずです。

まあそうは書いても実際は飽きちゃいます。
だから何か変化があった時にだけ集中するんですが、わかる変化もあれば私たちにはわからない変化もあります。
だからもっともいいのは釣り場の潮汐を調べ、潮変わりの前後一時間を集中して釣ってみればいいかと思います。
たかが二時間でも集中して投げ続けるのは結構むずかしいもんです。
その時間を伸ばす事で折れない心を磨いていけばと思います。