秋田魁新報電子版2020年8月8日 12時1分 掲載より抜粋引用

 

秋田市でも店頭からうがい薬が消えた、求められる冷静な行動

 

 大阪府の吉村洋文知事らが記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大防止に役立つ可能性があるとして市販のうがい薬の使用を呼び掛けたことに呼応し、秋田市内でも薬局やドラッグストアの店頭からうがい薬が消えました。吉村知事の発言に対して「科学的でない」と批判する専門家もおり、冷静な行動が求められています。

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本当になんと言っていいのやら、あなたたちの辞書に学習機能は付いていないのか、と思ってしまう。

知事の会見の直後から、医療関係者の「ノー!!」の抗議が殺到して当の知事もトーンダウンしている時に、店頭からは「うがい薬」の姿が一斉に消えてしまった。

まさかの秋田はそんなテレビに踊らされる人はおらんだろう、と思っていたが。上記の新聞報道でまさに愕然・呆然。

カミさんも娘も実はうがい薬が必要で、病気と闘っている上でうがい薬の使用はどうしても欠かせない。残り少なくなってきたことだし、ちょっと薬局へ行ってきてとカミさんに頼まれ、そうだな行くか、と薬局へ。

 

ところがなんとまあ!!

ドラッグストアの入り口にデカデカと「うがい薬は全て売り切れです。入荷の予定もありません。店員は応対できません」と張り紙!!

 

大仙市内のドラッグストアはかなりの数があるのだけど、全店「売り切れです」の張り紙。

 

この間まで、あまりうがい薬はたんまりあったのに、いきなり「うがいをする人」になったのかと驚愕。必要な人ならしょうがないけど、と思いつつカミさんに電話して事情を話すと、ガッカリしてしまって。

 

医薬品だから資格のない者は売れないので「転売」は法律違反になるし。いったいぜんたいこの騒ぎはどうしたことか。

まさか、医薬品会社の株でも大量に持っている人なのか、知事さんは、等と妙なことまで頭に浮かぶ始末。全く困ってしまった。残薬は残り一週間分程度らしい。俺は使ったこともないので勘定に入っていないけど、カミさんと娘の状態を見るにつけ、まずいなあと思っている。

 

市販薬のうがい薬の前は耳鼻咽喉科の処方薬だったのだけど、そちらも品不足らしいと伝わってきた。おまけに、絶対必需品の歯科医院での処置用の薬にも影響が出ているという。

こんなバカな騒ぎはもういい加減やめて欲しい。必要な人に必要な薬をください。

これじゃ、春先のマスク騒ぎと一緒じゃん。ということで、学習機能を付けて下さる事を熱望します!!