まだまだ暑い日が続いております。米も無いし、入荷したと思ったら5kg3000円以上とかで販売されており困ったものです。
どーも、かめあたまです。
うどん、そば、ラーメン、パスタ、パンで飽きないように炭水化物をとっております。
さてアマゾン遠征も後半戦に差し掛かってまいりました。え、まだ半分?
2023年9月15日
今日は上流キャンプ最終日。昼まで釣りで昼飯食ったらロッジに帰る段取り。
朝起きるとなぜか食卓にプレコが置かれていた。
しかも生きてる。そして誰も気に留めてないのも面白い。なんなんだ。プレコもプレコで暴れもせず、さも当然のように置かれている。
これがアマゾンなのかと納得する。
食料が尽きたのか、朝飯がビスケットとコーヒーだけだった。それでも皆文句も言わず、分け合った。
ボートに乗り込み、座ろうとした瞬間何か黒いものが動いた。タランチュラやないか!
マヌちゃんが、ホウキで追い出そうとしてくれたが失敗して俺が座る部分の隙間に逃げ込んでしまった。
しかし、マヌちゃんは「まぁ大丈夫さ!」と気にせず出発!これがアマゾンなのかと納得する。
ケツの下のタランチュラは気になるもののしょうがない。出てこないことを願うしかない。
流れの速いエリアにやってきた。いかにもカショーハがいてそう。
回収しようとしたポッパーがガバッ!と突然襲われる。ツクナレ?ビックーダ?タライロン?
水面近くでギラリと光る銀色の魚体。
「カショーハ!」
マヌちゃんの一言で一気に緊張してきた。
頼む!バレんといてくれ〜!
ボート脇に上がってきたカショーハの尻尾を、マヌちゃんが掴みボートに引き上げる。次の瞬間ポッパーはポロリと口から外れた。アブね〜
思わず叫んでしまった。実は1番釣りたかった魚なのだ。
鮭のような銀色の魚体に細かい鱗。いかにも流れに強そうな美しい体。
大きな目、そしてこの牙。
口を閉じると牙は上顎の穴に収納される。前の大きな2本は、魚のものとは思えない白い牙。
ストームのチャグバグ。買ってから使いどころがなく引き出しにしまいっぱなしになっていたが、ここアマゾンで大活躍。
そしてアマゾンで現役引退することに。
カショーハのひと噛みでボディにいとも簡単に穴が空いてしまったのだ。
目の左2カ所にキリで開けたような穴が空いている。カショーハ恐るべし。思い出のルアーとして使わずに保存しておくことにした。
その後はまたピーコック釣ったり
ぶっ込みでレッドテール釣ったり
キャンプラストフィッシュはツケメンのパクー!
釣りを終えキャンプ地に帰ると昼飯の用意がされていた。ナマズのフライとなんかを焼いたやつ。
鍋の中身はその辺で獲れた鳥らしい。
ヘンテコなカマキリ。木の枝そっくり。
2023年9月16日
いよいよこのエリアでのラスト。
パラダイスだった上流域と違い、ロッジ周辺は反応が渋い。
タライロンを狙い細い流れに入っていく。実はこの浅く狭い川に大量のタライロンが泳いでいるのだ。
ボートで入った時に、地面が動いているのかと思ったら数十匹のタライロンだった。しかし、驚かせてしまったのか、釣れたのはツケメンに1匹だけ。
その後はポツリポツリとピーコックが出る程度で終了。
昼はロッジに帰ってきて、BBQ!!
炭火でじっくり焼かれたリブは最高に美味い。肉汁の旨さでお腹いっぱい。
翌朝の出発まで、ポサーダでまったりすごす。そうそう、こういう釣り宿のことをブラジルではポサーダと呼んでいる。
ポサーダのおかげで、アマゾンの奥地でも快適な釣り生活を送れるというわけだ。ありがたい。
2023年9月17日
快適なポサーダを離れる日。他の皆はおうちへ帰るが、我々2人は次のポサーダへ行く。そう、ヴァッゾレリのポサーダへ。
広場に置かれたタライロンの頭。
帰りはこの材木運搬にでも使われてそうなトラックに乗せられる。地獄の始まり。
ピックアップトラックではかわせていた木の枝が、車体にあたるたびにアリや虫が雨のように降り注ぐ。天井は幕があるが、横はオープンなので横の枝が危険。
ズボンの上からでも噛まれると痛いクソデカ顎の蟻に、極め付けは枝についた蜂の巣
トラックにしばかれた蜂の巣から怒り狂ったハチが荷台に入ってきて、6人の内ブラジル人の2人が刺された。幸いにも我々は刺されなかったが、手を刺された人は手の大きさが倍になっていた。
時折、天井から切れたツルが落ちてくる度に蛇だと勘違いして皆ビクッとするのが面白い。
行きの腰爆発ピックアップトラックのほうが数倍マシだった。
悪夢のような数時間が終わり、カショエイラ・ポルテイラに到着。行きで昼飯を食った家が次の宿となる。
これから、ここで5日間過ごす。もちろんここでもコーラビール飲み放題。
カショエイラ・ポルテイラ(Cachoeira Porteira)のメイン通りというかこの1本道しかない。
とてもまったりした時間が流れている。
全部屋エアコンなし。オンボロ扇風機あり。つけるとガタガタと騒音が発生する。
てっぺんに結んである紐で首を固定してある。最初何かわからず、紐を解いたら首が落ちる仕組み。
普通に暑い。奥地にはエアコンがあったのに。普通逆やろ笑
そして1番厄介なのは頻繁に起きる停電。シャワーも溜め水をポンプで汲み上げてるので、停電時は使えない。扇風機も使えない。夜中に暑さで起きるのは大抵停電で扇風機が止まるから。
いろいろ文句たらたらだがしょうがない。他にも宿泊者がいて、その人達は研究者でアマゾンの生物を研究に来てるらしい。
床板はアマゾン標準の隙間だらけで地面が見える。高床なので、犬やニワトリが床下を歩き回っている。
釣りは明日からなので近くの滝を見に行く。
左の兄ちゃんがヴァッゾレリのアテンド役。ヒト懐っこい陽キャ。
後半戦始まりです。まだ続くんかい!
ロッド(ベイト)
・ツララ ピメンタ55
・ツララ アベントゥーラ59
・トランスセンデンス レイトブルーミング510
ロッド(スピニング)
・フエルコ 611
ロッド(ナマズぶっ込み)
・ツララ ミヌアノ64
リール
・アブガルシア レボブラック9(PE4号)
・アブガルシア エリート7(PE3号)
・アブガルシア ビッグシューター(PE5号)
・シマノ 22バンタムXG(PE4号)
・アベット JX6/3MC Raptor(PE8号)
・シマノ ヴァンキッシュc3000(PE1.5号)