南米アマゾン遠征2023年9月 〜その①出発〜 | かめあたま なるおのReal Life

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変態の変態による変態のためのブログ。

お久しぶりです。忘れた頃にやってくる。


どーも、かめあたまです。


久しぶりすぎて何からかけばいいのやら。北海道も行ったし、タイも行ったし、西表島も行ったし、香港も行ったし〜

動き回ってはいるもののインスタの投稿だけで済ましてしまう毎日。


全部は手がつけられないので、とりあえず僕にとっての一大イベント南米アマゾン遠征でも書いておこう。


アマゾン遠征の始まりは約10年前に遡る。しゅわわぁ〜


当時、僕は大学を中退した直後でフラフラしていた。おとさんおかさんごめんなさい。そんな時、大学の先輩だったツケメンと舞子でエギングしながらふと将来のことについておしゃべりしていた。


釣れたアオリイカをその場で刺身にして、それをつまみながら話題は海外へ。お互い目線が海外へ向いていることで共感した。そして釣りが大好き。


「いつか絶対アマゾン行こうな。」


夜の舞子、ライトアップされた明石海峡大橋を眺めながらアオリイカを食べ、語らう。いつか必ずアマゾンへ行く約束をしたところで、さらに親しい関係になるために敬語をやめようということになった。


「これからもよろしく!」


その時から、先輩後輩の関係がなくなり歳は違えどタメ口で話せる友達になった。これがアマゾン遠征の始まりと、かめあたま&ツケメンコンビ誕生の瞬間である。草が生えますねぇw w w

けど実話なのだ。


そして時は流れいろんな経験も積み、いよいよアマゾンへ行こうかといった所でコロナ禍になり話が一旦流れる。航空券をとろうと相談していたところでのおあずけ。悔しい。


そこからさらに4年、コロナも落ち着き、かめあたまも結婚し、ようやく話が動き出す。長い!まちくたびれた!


このチャンスを逃すまいと、段取りをぐいぐい進めた。ロッジの予約もベストシーズンで確保できたし、航空券もコロナ明けとしては激安で取れた。全てのタイミングが良かった。



え、かめあたま結婚したの!?できたの!?

そう、実はかめあたま結婚したんです。ほんとなんです。ぱんぱかぱぁ〜ん!




そして2023年9月6日


とうとういよいよやっとこさえんやこらさ待ちに待ったアマゾン遠征出発!!!


始まりは伊丹空港から。ここから一旦成田へ移動する。

浮かれてるし、ドキドキワクワクするし、いろんな感情ではち切れそうな2人。とりあえず馬鹿と煙は高いところに登るということわざ通り、展望台にやってきた。パシャリ

肝心のITAMIの看板が隠れてる。


成田までは一瞬。しかし成田で6h30のトランジット。空港内をぶらぶら、ベンチで寝っ転がったり、回転寿司たべたりして過ごした。


成田からとうとういよいよやっとこさえんやこらさ国際線へ。なんだか上品な雰囲気が漂うカタール航空に乗り込む。

上品な機内に下品な客。極めて低俗下品。ネックピローの使い方もわからない。こんなのが結婚できるなんて世も末です。




今回の経路


往路

伊丹→成田→カタールドーハ→サンパウロ→マナウス

飛行時間

2h35→11h35→15h35→4h

トランジット

成田6h30、ドーハ3h15、サンパウロ8h50


復路

マナウス→ブラジリア国際空港→ペルーリマ→ロサンゼルス→関空

飛行時間

2h50→4h55→8h40→12h30

トランジット

ブラジリア2h15、リマ13h、ロス7h5



機内の照明がチャイエスみたいな色と暗さ。ちょうどムフフタイムが始まる時ぐらい。

久しぶりの長距離。機内食だけが唯一のイベント。楽しみ。あとは映画を垂れ流す。


これが晩飯なのか何飯なのかもわからない。

動き回ることもできない精神と時の部屋。帰国した頃にはグレートスーパーかめあたまになってるかも。


何時かもよくわからんが、カタールはドーハ・ハマド国際空港に到着。もやがたちこめ幻想的。

カタールといえば、石油!オイルマネーで潤う羨ましい国。


空港というのはその国の玄関口。つまり俺たちの国はこんなに凄いんだぜというのをアピールするところ。

なんと近未来感溢れるデザイン。建物内に電車が走っているではないか。負けているぞ!関空は完全に負けている!


借金まみれの島国から来た我々は圧倒されて、言葉もでない。


なんだこのガラス張りの電車は!SFやないか。

こんなの関空にはない。関空のターミナルにあるのはウイングシャトルとかいうボロい貨物船のような電車


なな、なんじゃあこりゃあ。ここが外か内かさえ疑う。森がある。空港の中に森があるでよ。

写ってるのはたったの一部で右のほうにも広がっている。こんなの関空にはない。関空にあるのはエアロプラザとかいう行き場を失ったおっさんがベンチで寝そべる空間。


馬鹿でかいクマ。お値段680万ドルだそう。

こんなの関空にはない。関空にあるのはそらやんとかいうち⚪︎こみたいな形のキャラクター。


この他にもハマド国際空港には何発もボディブローをくらわされた。例えばターミナル内のいたるところに置いてある高級スポーツカー。


対する伊丹空港にはダイハツのタフトとかいう軽自動車が展示されている。伊丹空港には軽自動車、うん妥当ですわ。


そんなこんなで打たれまくってフラフラになったので、搭乗ゲートへむかう。客層はやはり南米系の乗客が多い。


いよいよ人生初の南米の地へ。

そして15時間30分の精神と時の部屋タイムの始まり。



お楽しみの機内食。おやつなのか?おやつにしてはボリューミー。

小腹を満たすには十分すぎる謎のパイ。うまかった。


たぶん昼ご飯なのだろう。時間感覚が麻痺してくる。もうらめぇおかひくなってきたぁ。

飯が終わればまた映画を垂れ流す。洗脳ビデオをみるかの如く。


時々フライトマップを見てげんなりする。

時々気を失うように眠り、起きては映画を見る。

そして気づけばサンパウロに到着。




時差ボケと疲労で頭がふわふわしてる。意識朦朧としながらも荷物を一旦受け取る。サンパウロからマナウスはバゲージスルーではないので、乗り継ぎカウンターまで待って行かなければならない。

とりあえずここまではロスバゲすることはなかったので安心した。こんなにも荷物が愛おしく感じるのは初めてかもしれない。この先はこれでロスバゲの心配はない。


ロスバゲのリスクを少しでも減らしたいなら、全ての乗り継ぎ空港のバゲージドロップを最後まで見ること。

出国時にピックアップしなくていいと言われても絶対見に行く。フツーにコロンと荷物が転がり出てきよることがある。出てこなければセーフ。


搭乗時刻とゲートも逐一確認しよう。

ここからはラタム航空に乗る。やっとここまで来た。


のんびりと空港をまた回ることに。

なんだ、フツーに犬が歩いているではないか。明らかに介助犬ではないフツーのペットの犬を連れて歩いている姉さん。周りも気にする様子はない。さすが南米。ラテンののりというやつか。


腹が減ったので、適当なレストランへ。

パスタもさもさ、肉カチカチパサパサ、米薄味パサパサ。この店にはしっとりとかジューシーとか旨みいう概念が欠如しているらしい。こんな飯が2000円ぐらいするなんてふざけてる。


飯には心底がっかりしたが、腹は膨れた。


いよいよマナウスへ