年越しそばは藪や | ディックの独白 / Dick's Monologue

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一切の妥協なし

 

まだ昨年のことになります。

師走は14回の飲み会でほぼ力尽きた感があり、ブログを年内にクローズさせることが出来ませんでした。また年始からもブログどころではなく、ようやく筆をとる気が起こりました。

 

 

北新地藪やの大将 藪ちゃんが、裏野田 英(はなぶさ)で晦日蕎麦を売り切れ御免で販売することをFBでアップしたのはまさに大晦日当日のこと。

 

 

天満会ご意見番 藪ちゃんが大晦日に頑張っているなら、応援をしない訳にはいきません。

 

 

大晦日の朝から車をぶっ飛ばして9人前を購入してきました。

藪ちゃんは厨房で天ぷらを揚げていて、手が離せず。英の大将(藪ちゃんご子息)も準備に追われててんてこ舞いの状態でした。

 

 

帰省してくる息子を含めて5人。ひとり2食分で本来10人前のはずだけど、僕に似て息子は年末を友達と飲み歩くだろうと踏んで一人前減らしておきました。

 

 

藪ちゃんが打った蕎麦。こんな状態を”整然ともつれ合っている”と表現するらしい。

蕎麦は味覚のみならず、視覚や触覚、聴覚で楽しむものとものの本に書かれており、写真のように太さが揃っていて、エッジが立っているのは、視覚的にもいい蕎麦だそうです。

 

 

蕎麦のみならず、海老天・お揚げさん・かまぼこ・出汁巻き・ネギと、およそ蕎麦に入れる具材はセットになっていました。

そして薮やでとった出汁! これもセットで提供されていてすごく濃厚な味わい。英の大将からは、お雑煮にも使うことを勧められたので、早速使ってみたらこれがまた美味い。

 

 

揚げを入れ忘れていたけど、これがほぼ薮やのセットで作った年越し蕎麦。カップ麺ではなく正統派の年越し蕎麦を口にしたのは随分久しいけど、次の大晦日も絶対に買いに来ようと固く誓いました。

 

薮やと言えばカレーうどんだけど、藪ちゃんは元々蕎麦職人としてスタートしているので、機会あらば是非とも食べてみてください。感動ものです。