天ぷら和@北新地 | ディックの独白 / Dick's Monologue

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このお店の看板は大将だということ

 

北新地です。

週末の土曜日といえども、ランチ営業をされているお店は幾つかあります。その中から、この日訪問したのが、この萬年ビル。

 

 

目指すお店は4階にあります。EVを待つ間1階の通路に目を向けると、優ふぐにも長蛇の列ができていました。これはふぐ好きなあの人に教えなきゃ。

 

 

この日のお店はここ

 天ぷら和

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こちらのお店には5月に来て以来、二度目の訪問。この時は穴子天重をいただきました。

 

お重、穴子、天ぷらと3拍子揃ったメニューに僕が一目散に飛びついたのは無理もないこと。猫にマタタビ、河童にキュウリといわば同義語やねん。

 

 

それはさておき、土曜日の12時。店頭には満席の札がかかっています。でも大丈夫、今回はちゃんと予約をとっておいたのです。

なお冒頭の表札は、入口脇に掲げられています。

 

土曜日だからランチは混まない なんて勝手な憶測をしてはなりません。前回、つきしろで痛い目にあっているので、二の轍を踏まぬように予約をしたってわけ。

 

踏み石をととんと踏んで店内へ。視界に飛び込んできたのは、カウンター席にずらりと座る人達。土曜の昼から満席なんてすごい人気ぶり。人の切れ目に空席があり、そこが僕の予約席。つごう12名のお客さんが和のランチに来ているのです。

 

先に座っているお客さん達は、既に食事の途中。大将が揚げたての天ぷらをひとり一人のお皿に置いていくのが目に飛び込んできました。もちろんお重を食べている人もいて十人十色。

 

僕が今回予約していたのは、天ぷら御膳。前回わび助さんが食べられていましたね。

 

揚げ物にはビール。パブロフの犬のようにいつも注文してしまいます。

 

ビールを注ぐと、お隣のグラスと乾杯。この日は、チャーミングなMさんとご一緒しています。

 

 

この日、彼女と和酒フェスタに参加するため、腹ごしらえとして北新地ランチをいただきにきたのです。普段の生活では北新地ランチと無縁のMさん、こんな機会だからこそ行きたいお店として、真っ先に上がってきたのが天ぷら和。ならばとお連れした次第。

小食なMさんですが、僕と同じ天ぷら御膳を希望されていました。どんどん胃が小さくなって食べれないの という割には。天ぷらは別腹なのでしょうか。(>_<)

 

 

小鉢が並べられていく毎に、高揚感が増していきます。ランチといえども、北新地で天ぷらを食べるというのは、僕にとっては贅沢なことなのです。

 

玉ねぎに大根の葉としらすを乗せたもの。この玉ねぎがとっても甘くて、夢中になってつついていました。

 

 

 

 

北新地ブロガー YUWAさんの情報によると、このお漬物は京漬物の老舗 川勝總本家のものだそうです。漬物には見識が浅いけれど、ビジネスランチ価格で提供されるのはかなりお得らしい。

 

 

ご飯も美味しい。一流のお店は、どの料理でも隙がないのがすごい。

 

 

調味料は、塩・紫蘇・カレー粉が用意されています。あとは天つゆにレモン。お好みで楽しめます。

 

いよいよ天ぷら御膳の始まりです。

 

海老

 

ぷりぷりの身が美味しい。

 

 

オクラ:写真撮り忘れ。

これが熱くて噛みきれなくて、Mさんも僕も口の中を火傷してしまいました。

 

メゴチ

 

尾びれは骨っぽいのですが、身はふっくらと厚みがあります。

 

 

茄子

 

油を吸収しやすいので、ともすれば油くどくなりそうですが、こちらの天ぷらは軽くて全く胃もたれ・胸やけをしないのです。

 

 

秋鮭:写真撮り忘れ

 

 

エリンギ

 

 

大葉巻き海老天

 

大葉が好きなので、こんな組み合わせは嬉しいですね。

 

 

さつまいも(手前)

 

柔らかくて、甘いさつまいもでした。

 

 

大将の木坂さん、たった一人で全ての席に目配りをして、天ぷらを揚げています。

話に興じていたら目の前のお皿に天ぷらが山盛り なんてことにならぬよう、食べるタイミングを見計らって次のタネを揚げる。それを全てのお客様に対して行っていること、これぞまさしくプロの職人技。畏れ入りました。

 

食後には、飲み物かアイスクリームがついてきます。カロリーを気にする僕はアイスコーヒー。

 

 

ご馳走様でした。

Mさんも完食。大満足だったようです。もちろん僕もです。

でも大将が揚げる天ぷらをもっともっと食べてみたいなぁ。それはランチコースか、夜に来るかかな。とにかくまた来ます。

 

 

揚げているときは、声もかけづらいような厳しい顔つきですが、揚げ終えると柔和な顔になります。揚げ終えたときに臆せず話しかけてみてください。色々と話をしていただけます。

 

僕達の後に数人のお客さんが来られたけど、それでお米がなくなったようです。16名がランチの上限と聞いていましたが、お米と大将のやる気でそこは変わるそうです。(と冗談ぽく話されていました)