北新地うどん薮や@北新地 | ディックの独白 / Dick's Monologue

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まだ食べるんだ💦

 

 

あっそうだ、あのお店に行かねば と、この日やってきたのが北新地。

 北新地うどん 薮や

 

あら、いつの間にやら提灯がぶら下がっていました。6月を最後に4ヶ月未訪問だったので、ちょとした変化はあるものです。

 

大将の藪ちゃんとは8月の天満会で半日一緒に飲んでいたので、そんなに間を空けた感じがありませんでした。

 

また9月には息子さんの新規開店に駆けつけたときにも、応援に来ていた藪ちゃんとお会いしていました。

 

 

それはさておき、この日は薮やの周年祝いのために駆けつけました。

口がおごった人達が足を運ぶ北新地において6周年を迎えられたのは、お客さん達のお店への信頼、いつ来ても美味いものが食べられる安心感、大将の創作料理への感動が根っこにあるんでしょう。

なにはともあれ、周年おめでとうございます。

 

この夜はひとりではなく、お連れ様がいます。両手をグラスに添える優雅な仕草、その方は…

 

そう、がま口職人 わび助さんです。

彼女も天満会のメンバーであり、僕同様に大将とは気心の知れた間柄。彼女も周年祝いに駆けつけたのです。

 

周年メニューなるものが掲示されていました。特別メニューだからかは分かりませんが、珍しくお造りが用意されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

チョジャン 生せんまい

 

下処理工程がキーとなるせんまい。不十分だと臭いがきつくて、これまで色んなお店で口にしたけどあまりいい記憶がないのです。でも藪ちゃんの仕入れ先は丁寧な処理をされているようで、全然臭みがありませんでした。そういえばホルモンのような内臓系は洗い工程が大事であることと、そのように丁寧な仕事をする業者について、ユーチューバー ケニチさんの動画の中で、西成の業者さん達が対談されていましたね。

 

 

臭みもなく、淡泊な味だからこそ、チョジャンの味が生きてくるのです。これは、酒のアテにピッタリです。

 

 

造り三種盛り

 

無造作に盛られた感があるお造り。でも薮やは丸皿で料理を提供することを基本とされているので、その制約の中で目いっぱい乗せてくれた結果なのです。あくまでも丸皿云々は僕の憶測ですがね。

 

 

ぎんなん炙り

 

熱いのなんのって、殻に触るのでさえ無理! なのに わび助さん、平気な顔をして、その細い指先で殻を剥いていく~。ふと脳裏をよぎったのが、3年前の天満会で同様の事案があり、僕自身が戦力外を宣言したこと。

 

結局、剥いてもらったのを食べるという、まるで王様のようなおもてなしを受けてしまった('ω')ノ わび助さんの指を見せてもらったけど、熱で赤くなっているわけでもないし、なぜ熱くないんだろう。

 

 

はもの天ぷら

 

長引いた夏に終わりが見えたと思ったら、一気に晩秋のような気候に。でも身体は夏バテが残っているだろうから、滋養食として鱧をいただきました。まぁこれは食べる口実ですが。(ーー;)

冷めてもサクサクとした食感、適度な甘酸っぱさがあるタルタルソース、どれをとっても美味しいわぁ。

 

あっ、これ!

 

 

チャーシュー ネギまみれ

 

薮やに来たら、これは食べてもらいたいなぁ。甘いタレと柔らかなチャーシューが秀逸。

 

 

箸が止まらなくなるとはこのことです。

 

 

ハイボールの写真を撮っていたら、バックでいらんことしている~。

 

 

生搾り酎ハイもいただきました。

 

 

 

 

とじうどん

 

わび助さん、ここに来てうどんメニューを手に取り、しげしげと見始めました。あまり胃腸の調子が優れないと言っていたのに。そして注文したのがこれ、とじうどん。

 

よく食べるなぁと感心していたら、取り分けるお椀は2つね とわび助さん。えっ、僕も食べるの? 

 

当たり前でしょう。うどん屋さんに来て、うどん食べずして帰るなんて失礼ですよ と真顔で注意を受けてしまった。これ前にも確か言われた台詞。毎度毎度、同じことを言われているのか。でもお代わりまでして、しっかりと完食しました。

 

ご馳走様でした。

薮ちゃん、女将、6周年おめでとうございます。これからも益々商売繁盛でありますように。

また来ます!