北新地うどん薮や@北新地 | ディックの独白 / Dick's Monologue

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 北新地うどん 薮や

 

 

先日 参加者の方々のお陰により、盛況に終えることができた天満会

しかし、ここにひとりメンバーが欠落していたことを忘れてはなりません。鬼の霍乱を起こし10日間床に伏せていたコケティシュながま口職人 わび助さん。彼女から、快気祝いをしてよーとお願いされて、断る選択肢は僕には残されていないのです。そういえば僕の快気祝いはしてもらったっけ〜

 

 

そこで天満会メンバー 藪ちゃんのお店に、先日のお礼かたがたお伺いと快気祝いをしに行ってきました。わび助さんの元気な姿を見て、藪ちゃんもひと安心したようです。そりゃあ寝込むなんて皆初めて聞いたので、心配していたんだよね。

 

 

赤星スタートです。

乾杯の絵ですが、わび助さんまだまだ本調子ではないからビール少なめ ではありません。これはいつものことであり、ビールで軽く喉を潤しサワー系を飲むのです。

 

 

 

生搾りチューハイ

 

ねっ、こうなります。隣にある空のグラス壁面に残った泡が飲み干したてを表しています。

何を絞ったのかなぁと何気なく口にすると、グレープフルーツじゃないですか~とマドラーを激しく上下させて沈殿している果肉を浮遊させる大胆なふるまいを時には見せてくれます。

 

竹の子たいたん

 

この季節ならではの一品。こういった たいたん、いわゆる煮物のまろやか味には料理の腕が反映されるので、やはり藪ちゃんの腕は確かだと確信。

 

やめんかーい。

この日は箸袋という武器で撮影を妨害されていますが、元気が戻ってきた証拠なので、大人な僕は全てを妨害行為をおおらかに受け止めましょう。

 

だから調子に乗るのはや・め・な・さ・い。

 

 

菜の花白和

 

どうぞ と大将の藪ちゃんから差し出されました。わび助さんは大喜び、これが大好物なのですから。かくいう僕も白和は大好きなんだよね。

 

 

ゴマかんぱち

 

醤油・味醂・酒を使ったオーソドックスなタレだけど、薮やのこれが美味いんだよな。

すると、えい!との掛け声と共に、わび助さんがお箸を黄身に突き刺してくる! しかし、負けずに箸をはじき返す黄身。なんて強さなんだろう。その攻防がしばらくの間、目の前で繰り広げられていました。勝手にして~

 

 

遂に勝利したわび助さん。とろりと流れ落ちる黄身をタレと混ぜて刺身につけると、味にコクがでて美味いのです。

 

 

牛のたたき

 

希少部位 ヒウチ。だからすごく柔らかい。加熱しすぎると硬くなるので、たたきはヒウチの味を引き出す最善の調理法かもしれません。

 

 

生搾りチューハイ 酢橘

 

わび助さんのピッチが早いわ。

 

 

長芋キムチ

 

こういったおつまみ系に目がないわび助さん。でも長芋のキムチは初めてみたいです。嬉々として食べられていました。

 

ポテサラ春巻き

 

メニューに載せてないけど、こんなのがありますよ と藪ちゃんからお勧めされたのがこれ。

外がカリッと、中がトロッとは春巻きでは当たり前だけど、ポテサラは斬新。

 

辛子かな、ソースかな。個人的にはここにインパクトのある味を加えてみたくなりました。また食べる機会があれば、試してみよおっと。

 

 

 

メガハイ

 

店内お客さんがいっぱいなのに何度もお代わりをするのが申し訳ないので大容量にて注文。

先日、酔っぱらって転倒しかけて手首をぐねってしまったけど、幸いなことに利き腕は大丈夫だったので、重いグラスでも大丈夫。

 

やめんかーい!

 

気を取り直して撮影。

 

僕が何度も撮影妨害されている様子を真横で見ていたお客さん、大笑いされていました。

折角なので、お近づきの印に乾杯。

 

 

いかの天ぷら

 

大粒カキフライに心惹かれたんだけど、わび助さんがいるのでここは我慢して、いか天を注文。サックサクの衣が美味しいわ。

 

 

牛すじこんにゃく

 

先ほどのお隣さんから分けていただきました。濃厚な味つけが完全に僕好み。

どうぞどうぞと勧められたけど、遠慮深く少しだけ、少しだけ~といただいているうちに、お皿を空っぽにしてしまいました。自分の図々しさに呆れたわ。

 

 

日本酒が欲しくなるでしょう と誘い水をかけるわび助さん。確かに味つけの濃い料理にはぴったりなんだよね~と今日の銘柄をチェック。

女将曰く、上に行くほど辛口よ~と。

 

 

ならば上の方のお酒をください と阿吽の呼吸での注文。

 

 

 

 

 

浦霞

 

来年で創業300年を迎える佐浦酒造の商品。口あたりよく、香りのよいお酒。いくらでも飲めますね、これは。

 

次は同じ辛口でも、どっしりとしたものをお願いしました。
 

裏百楽門

 

奈良県御所市 葛城酒造のお酒。でもこの百楽門、ラベルが鏡文字になっているので通称 裏百楽門。裏百楽門は、酒米 雄町の等外品で仕込まれているお酒を表しています。精米歩合が50%だから、味は純米大吟醸。蔵元も太鼓判を押しています。

 

 

先の浦霞とは全く違う口あたりです。甲乙つけがたしです。

 

 

もうお腹がかなり膨れていたので、この日本酒で〆ようかとおもっていたら、わび助さんがひと言。

カレーうどん、食べないのですか~? 

 

彼女は何を言っているのだ? 百歩譲って食べるとしてもハーフサイズをシェアするのが関の山ではないか。は、ハーフならシェアする意味がないですと? シェアするなら大盛りが条件だと。

じゃあ食べないという選択肢を取れば。えっ、うどん屋さんに来て、うどん食べないなんて失礼よ ですと。そこを突かれると返す言葉が…。

 

カレーうどん 大盛り

 

結局、こうなりました。なんでここにきて、こんなメガサイズを注文するの。

こんなやり取りを真横で聞いていたお客さん、大笑いをしつつも、わび助さんの胃袋のすごさに驚きを隠しきれていませんでした。

 

どんぶり、ほぼ独り占めのわび助さん。シェアする気が全く感じられません。

 

お情けなのか、この小さな器で勘弁してもらいました。あとは全てわび助さんの胃袋の中へ。

 
わび助さん、貴女ちょっとおかしいよ。その食欲。
 

 

もう丼が空っぽやん。病み上がりなので、食欲がまだもどっていないの ってどの口が言っとるねん。

 

 

完食されました。シェアしたからよ と嘘八百並べています。

 

傍から見てると、完全回復したように思えるふるまいを見せてくれたわび助さん。まだ本調子ではないそうですが、早くよくなってくださいね。そして次回の天満会は体調を万全にしてご参加ください。

 

ここまでで2時間半の滞在。時間が経つのは早いものです。

ではこれで引き揚げましょう。ご馳走様でした。

また来ますね。