京都に来ました。
いつもの祇園四条にある四富会館ではなく、JR京都駅です。そこから徒歩5分超歩いた場所が、この日の目的地。
鶏専門店 山鶏
七条通沿いで、飲み屋が数軒並ぶ中の一軒。
とは言え、この辺り街灯が少ない故か薄暗くて、お店の灯りがポツンポツンと在るのは、まるで山中で道に迷った時に民家を見つけたような感じ。十分に明るいよ とこの場所を知る人の中にはきっとそう思うむきもあると思うけど、年相応に目が悪くなっているのでこれが僕の現状なんだな。
京都で一人暮らしをしている息子とサシ飲み。
お店選びを任せてみたら、なかなかいい店選んでくれました。大箱でなくこじんまりとして雰囲気もいい、そして日本酒が揃っていて と申し分なし! きっと色んなお店にいって当たりはずれを経験しているだろうけど、そうやってお店選びの目を養っていけばいいんだよ、父はまだ修業中だけどな。
そして赤星を扱っているのは嬉しいね。息子には、赤星がなぜ美味いかを(熱処理ね)力説しておいたので、またひとりSAPPOROファンが増えたことでしょう。そういう意味ではキリンクラシックラガーも同類か。KIRINファンもひとり増えたな。
カウンターとテーブルが4~5卓で、20名弱のキャパとみてとったんだけど、あとで調べたら2階席もあったようで、そちらを合わせると計43席と思っていたよりは少し大きめでした。それを1階の調理場だけで回しているなら、よほど職人さんが優秀なんでしょう。
そういえばお店の人との雑談で、以前ここは別の鶏料理店だったことと、調理職人さんは以前のお店から働き続けているということを教えてもらいました。そんな大ベテランなら、お客さんの入り具合で調理場の構えも臨機応変に変えているのでしょう。
チャンジャ
程よい辛みと、コリコリの食感が美味い。突き出しではなく一品ものだけど、料理を待つ間につまむのは最適。なんならいつまでも摘まめるわ。
蒸し鶏の胡麻ドレサラダ
鶏専門店ということで、4種類の中から唯一の鶏を使ったサラダをチョイス。これは一番人気だそうです。主観だけど、鶏肉と胡麻ドレってすごくマッチすると思っています。なのでこのサラダは優勝。
よだれ鶏キュー
お店の名物はなに? と問うたら、店長が即答したのがこれ。
でも注文した後で、あいにく胡瓜切らしていて、胡瓜なしでもいいですか? と聞かれた時には、思わず笑ってしまったわ。鶏肉が食べられればいいわと考えていたけど、お店のウリはこの組み合わせ。だったら食材切らしちゃいかんよ~、真夜中ならともかくまだ夜の始まりだから。
味は美味しかったですよ。
鶏チャーシュー
これもお勧めの品。ここまでで感じたのは、鶏肉はともすればパサパサ、ポソポソの部位があったりするけど、そんなのを全然感じないのです。どこの鶏かも聞いたけど、もう忘れてしまいました。
ケンミンショー見てたら、香川県の人は豆腐の生煮えはお腹壊すから食べないと信じていると放映していたけど、ならば冷ややっこも食べないのだろうか、なんて写真を整理しながら考えてしまった。
焼き盛り(2人前)
圧巻の12品。これがお店の超お勧め。自分で焼いて食べるんだけど、これがまた楽しい。
じゃあ日本酒だな と注文。桝で出てきたけど、もっきりでなかったのがちと残念。
このくらいのボリュームならペロリだわ。
焼き盛り(2人前)
あまりにも美味しかったので、追加注文。さすがにお店の人も驚いていたけど、息子と二人なら平気の平左。
写真整理をするとこれだけでした。もっとお酒を飲んでいたんだけど、久しぶりの息子との飲み会で撮り忘れていたみたい。
楽しい時間はすぐに過ぎるし、写真撮影も忘れてしまうんだよな。
ご馳走様でした!
このお店、京都駅からも近いし、手ごろな価格で食べられるので再訪ありだわ。でも予約をしておいたほうがいいと思います、この後のお客さんの入りを見ていたら。
また来ますね。