凸(でこ)
なか5日での再訪問です。
同級生で飲み友でもあるTさんとの久方ぶりの飲み会。新梅田食道街に集合!で約束。お店選んでおいてーと連絡が入り、チョイスしたのがここ 凸なのです。
こんばんは〜と顔を出し、二人分の席を確保。
Tさんが来るまでにパパパッと注文を済ませておきます。するとLINEに、お店がわからないとの連絡が。ひと言「凸」と送っていたんだけど、何かの符牒と受け止め、まさか店名とは思っていなかったんだって。主語ちゃんと書かなあかんなぁ。
つきだし
侮れないつきだし。マグロのたたきが乗った冷奴とは贅沢の極み。この一品だけで、お酒飲めるわ。
剣先イカと活真鯛の2種盛り
別々のメニューでしたが、2種盛りにアレンジしてもらいました。
岩塩でもどうぞ とマスター。
醤油は素材本来の味や香りをマスキングしてしまうので、塩で食べるほうが素材そのものを楽しめます。
イカは塩がいい 真鯛は醤油の香りと風味がやはり合うな が実感です。それとこの真鯛プリップリッで美味しい。
言葉は大切。そして時には言葉が持つ意味以上のことを伝えてくれます。
凸のマスターの第一声はいつも「ありがとうございます」。でもそれ以上のことを感じます。この時も真鯛美味しい〜と思わず声を上げると、カウンター向こうから「ありがとうございます」。顔を向けると柔和な笑顔を見ることができました。
はもフライ
鱧ってこんなにも肉厚だっけ?と記憶にないほどの重量感。タルタルでいただきます。
Tさん本当にお喋り好きなので、タルタルの海に はもフライをディップさせたまま。手を動かさず口だけが動き続けています。
ほたるいか丸干し炙り
お酒が大好きなTさん、やはり見逃しません。水分が飛んで味が凝縮した干物は美味しいですよね。
彼女の飲みっぷりは半端ではありません。瓶ビール3本を駆けつけ3杯とばかりに開けました。まぁ僕も一緒に開けましたが
ようやく落ち着き、ハイボールに切り替え。
角ハイ
ピーマン肉詰め デミグラスソース
コンソメや醤油、あるいはトマトソースで煮込むことがあってもデミグラスは初めて。この濃厚な味はお酒を飲むピッチを早めてくれます。これ気に入ったわ。
出し巻
お腹がそろそろ膨れてきたとTさんが根を上げても注文はします。この黄金色に輝くだし巻き見なきゃ帰れないってものよ。
兼八
兼八をロックでいただきます。この独特のローストしたような風味が僕の大の好み。ピートとか燻されたような匂いのフェチなのかもしれない。
フラミンゴオレンジ
凸に来る女性客の圧倒的支持を得ている芋焼酎。現代の名工の称号を持つ杜氏 安田宣久氏が手がけたもの。美味しくないわけがないのです。
和助
気づけば焼酎の飲み比べをしていました。良し悪しはつけれませんが、Tさんと二人で和助飲んだ時に、さっきのが美味しかった!と口を揃えて言ったのは覚えています。つまりフラミンゴオレンジ。
もう一度飲み比べしなきゃ甲乙つけ難し!
ご馳走様でした。
やっぱり凸は居心地がいいお店。また来ます!