凸@新梅田食道街 | ディックの独白 / Dick's Monologue

ディックの独白 / Dick's Monologue

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料理は作り手のセンスが命!



 凸(でこ)


1年半ぶりの訪問。

その間 何度か前を通っていたけど、いつも満席だったので、マスターにあえて声もかけずに素通りしていました。すいませぬ。


この日もダメもとで向かってみると、空席があるのが遠目に見えたので猛ダッシュで入店。マスターにご無沙汰していた非礼を詫びながら腰を下ろして、暫し雑談。久しく来ていないのに、ディックさんと呼びかけてくれたのには感激しました。記憶力がいいですね。


瓶ビール


ビールを注文すると、瓶ですね?との確認。こんな気づかい、嬉しいね。


では、お隣のチャーミングな同行者と乾杯!


ご一緒したのはMさん

北新地シナジーの月一バルでひとり飲みしていたところを捕捉したのです。ニヤリ シナバルで〆にミニカレー食べてきたので、お腹は結構膨れているとのこと。それでもお付き合いいただきありがた〜い。

そんなMさんのスタートは白州ハイボール。






つきだし


おっ、大好きなポテサラです。黒胡椒もかかっていて、いいアクセントがかかっています。

食べて〜とMさんが自分のお皿から半分以上を取り分けてくれました。お腹がいっぱいだからか、それとも僕のポテサラ好きなのを配慮してかは知りませんが。



イチジク、生ハム、クリームチーズ カルパッチョ


和食出身のマスターですが、こんな洋風アラカルトもお手の物。センス良く盛り付けされていて、Mさんの声も、美味しそう〜と弾んでいました。



見た目からして美味しさが伝わってきますな。


灰干しさんま開き


灰干しってなあに? とMさんが問うてくるもマトモに回答できず、ググるハメに。読みあげると、なるほど〜酸化しないのね と飲み込み早く、テキパキとさんまを取り分ける手が止まりません。




取り分けると少々無残な姿になったので写真は自粛。


知多ハイボール


ビールを飲み干したらハイボールにチェンジ。グラスは山崎になっているけど、記憶間違いかガーン



げんげ唐揚げ


深海魚だそうです。そういえばこちらでは聞きなれない魚がたびたび扱われていることを思いだしました。黒ソイや髭剃鯛とか、どれも高級魚だそうですが、ギョギョギョ。独自の入手ルートをお持ちなんでしょうね。


【げんげ:ネットより拝借】




すっごく脂が乗っていて重量感もあって、箸で持ち上げると揚げ物なのに自重でちぎれ落ちるほど。食感はトロトロと言えばいいのか。決してゲテモノではなく、これは美味しい。



目の前にはボトルが並べてあるので、まるで美女を前にしたかのようにチラ見してしまいます。

Mさんから失礼ねと肘鉄くらうかも〜


白州ハイボール


でこれをチョイス。


あみ焼き ソーセージ2種


ここからの注文は僕の独壇場。



出し巻


僕は背後からマスターのフライパンさばきを見ていました。結構強めの火で、パパパと片側に寄せながら玉子を畳んでいく技術はかなり高度。僕なら間違いなく焦がしてしまうけど、マスターの出来上がりは芸術品。焦げ目ひとつないのです。


ベーコン、ブロッコリーデミチーズ


Mさんは初めのカルパッチョといい、こんなおつまみ系が大好きなのです。お腹がいっぱいよーと言ってた口がチーズを食べていました。



そしてマスターが他のお客さんに勧めていたのが耳に入っていたので飲ませていただきました。




随分と遅くなったので、これでお開きです。Mさんとはお腹が膨れているにも関わらず、最後までお付き合いいただき感謝します。


ご馳走様でした! 

久方ぶりの凸、ホッとする雰囲気、マスターの料理、何もかもが心地よいお店です。また来なきゃね。