魚市食堂@木津卸売市場 | ディックの独白 / Dick's Monologue

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 これが日本のパワーブレックファースト

 

 

木津卸売市場

 

言わずと知れた大阪の台所。

この日到着したのは朝5時50分。6時開場の市場ではあるけれど、既に業者の人達が忙しそうに歩き回っています。一方、場内の飲食店は開いていたり閉まっていたりとまだら模様。

本日のお目当てのお店、魚市食堂はまだクローズ。6時オープンなのです。

 
 
はやる気持ちを抑えながら待っていると、いつもの外国人の店員さんが出てきて暖簾をかけました。そしてそれを見届けていた僕は、必然的に一番客の栄誉にあずかることが出来ました。
 

 

 

 

前回(今年1月訪問)はこぼれ本マグロ丼を食べましたが、この日はマグロ一択ではなく様々な刺身を食べたい気分。だから入店前から注文は決めていました。

 

 

着席と共に即注文。

 

この時期、営業しているお店が感染対策をしているのは言うまでもないこと。

 

 

ここでは天井からアクリル板が吊り下げられ、テーブル間を遮断をしていました。天吊り方式は限りある席数を削ることなく使うための方法。これが市井の人々の創意工夫、考えるもんだなあ。

 

 

さらにCO2センサーで店内を監視中。

 

 

相変わらずテキパキと働くお店の方の動きを見ていたら、あっという間に注文の品がサーブされました。 市場の海鮮丼

 

 

大きな切り身がご飯の表面を埋めつくすように盛られています。海老の頭が飾られていて、なんだかめでたい。いいことあるぞ〜のフレーズが頭を駆け巡ります。

  

 

お味噌汁は、いつもより大きな鮭の切り身が入っていました。これはたまたまだろうけど。

 

 

この丼における山葵の正しい使い方は知りません。小皿で山葵を醤油で溶いてから丼にかけていくのが俺流。

 

まずは海老から。身に食らいつき、頭をチュッと啜ります。この過程で海老のヒゲか足がくちびる周辺ににプツッと刺さり、イテテとうずくまるのはいつものこと。

 

 

あぁ、マグロ。市場のお店で食べるマグロは格別の美味さ。大袈裟な〜と思うなら食べに行ってみてください。場内のマグロ専門店の人がこのお店に卸しているよと言ってたから間違いない。

 

 

 

 

 

 

 

帆立の写真撮り忘れましたが、こうやって俯瞰すると7種盛りだったのですね。
 
 
ちなみにお米は山形はえぬきを使用。以前誰からこのお店の丼は酢飯ですかと聞かれましたが、酢飯ではなく普通のご飯ですと、ここで回答しておきます。
これだけ多様な切り身の味を損なわず・邪魔をせず、さりとてお米自身が強く主張することもないのって実はすごいことかもしれない。きっとお店の方が吟味した結論。だから美味いんだな。
 
ご馳走様でした!
美味い刺身が食べたくなったら、やはりこのお店をおいて他にはない。また来ますね。
 
 

さて木津卸売市場に来る楽しみのひとつがドレッシングの買い出し。市場に併設して業務用食材のお店があり、そこで業務用ドレッシングを買うのが常のこと。

大好きな1000アイランドのLサイズはここでしか手に入らないのです。

これで540円、安い。

 

この日が休みだったら、もっと購入したんだけど、このまま出社なので1本で我慢。ドレッシング持って事務所歩いていたら、お弁当用ですか?だって。デカすぎるやろ😆

 

 

そんな楽しみもある木津卸売市場。銭湯もあって、その気になれば長く過ごせます。たまにはゆっくりと過ぎゆく時間を楽しむのもいいかもね。