大阪駅前ビル マキシ亭 / こってりメニューを愉しむ | ディックの独白 / Dick's Monologue

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◇この日の珠玉のメニュー
 
 何はともあれ、牡蠣だ
 
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この日はチョイ飲み気分。そんな時は駅前ビルをを歩き回ると、その時気分にマッチするお店が必ず見つかるもの。ぶらぶらとしながら、目に止まったお店のメニューを見たり、中を覗き込んだりとする。自分のためだけに使う、こんな時間が楽しくて好きだ。
すると歌舞伎座の定式幕の様な色合いをした看板を発見。黒・白・赤(柿)の三色はまるで中村座。そしてお店の周囲を取り巻く提灯も渋い! 
うん、今夜はここ、マキシ亭に決めた。
 
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ここは以前から、前を通るといつもビジネスマンで賑わっていて気になっていたお店。第二ビルに本店があるが現在改装中らしく、この第三ビルの店舗のみで営業とのこと。
 
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週の中日のためか、まだ通路に近い席には空きがある。でも内側の席は既に埋まっている。
 
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座ったのはフロントローのカウンター席。厨房がよく見える好ポジション。
 
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今日のおすすめです  とホールのお姉さん。意識しなくともカキフライとホルモンの文字が飛び込んでくる。よし、こってり系で今夜はいこう。
 
 
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こってりとした料理にはビールが合う。
 
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ホルモン辛味噌炒め。ホルモン系はどうしても頼んでしまう。
 
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キャベツの量が多すぎて愛しのホルモンが見えず。だから覆っているキャベツとネギを優先的に食べながらホルモンをサルベージする。
 
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あぁ、ホルモン旨し。こちらのはひと口サイズにカットされているので食べやすい。
 
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この時期、オーダーから絶対に外せないカキフライ。
 
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1人飲みなら遠慮なく檸檬の絞り汁を直接かける。衣の隅々にまで浸透する様、指先に力を込めて丁寧に全体をトレースする。
 
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そしてタルタルソースもタップリと絡める。もちろん二度漬けOKだ。
 
 
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かぶりついた瞬間に広がる牡蠣の味。至福の時だ。
 
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そしてきっと苦手な人も多い鶏皮ネギポン酢。
 
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ポン酢が染みてクタッとなったところが好きだ。
 
 
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ご馳走様でした。
こってり系を立て続けに食べたせいか、なんとこの三品でお店を後にしました。以前よりも揚げ物の耐性が低くなってきたようです。
マキシ亭、活気があって仲間うちでの飲み会にはいいですね。今度は誰か連れてこよおっと。